引き続き、息子の来春小学校の進路についてです。
現在は地元の小学校で、普通学級に進むか支援学級を利用するかを考えているところです。
今回は小学校での面談、第2回目です。
最近書面でもらった発達検査の結果と疑問点をまとめて、臨みました。
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■支援学級ってどんなことするの?
兄弟がいて既に知っている人もいると思いますが、今回私が聞いた支援学級のことを書いてみますね。
入学後しばらく支援学級の先生が通常学級に入り込んで、支援の必要な子をフォローします。
通常学級にも席はあります。
1対1ではないですが、先生一人にそのクラスにいる支援級の子を見るそうです。
もちろん通常学級の担任の先生もいて、授業は行われます。
そして先生が通常級では難しいと判断した場合、保護者と相談の上、別室で授業を受けることになるそうです。
一日一時間、こくごやさんすうの時間になります。
先生一人に子供が二人くらいだそうです。
工作が苦手な子は、工作の時間に支援級を利用することもあるそうです。
また、週一回5~6人のグループで何かの課題(ラジオ体操をする、工作をするなど)もします。
例えば先生が『運動会でお腹が痛くなったらどうする?』とお題を出して、それに対してみんなで答えたりします。
仮定の話が苦手な息子には、いいフォローだなぁ・・と思いました。
また授業の合間にリラックスも必要と考えているそうで、絵本やつみき、電子ピアノ、知育のおもちゃのコーナーがありました。
課題が早くできたら、リラックスコーナーで遊ぶこともあるそうです。
授業の内容は通常学級と同じだそうですが、その子によって量を減らすこともあるそうです。
また、授業の遅れを取り戻す時間になることもあります。
そして自立に向けての課題もあって、おりがみが苦手や靴の紐が結べないという子には練習をさせたりします。
支援学級の教室で面談したのですが、トイレの壁についているみたくトイレットペーパーが教室の壁にありました。
すぐ側にはトイレットペーパーの使い方が書かれていました。
確かにそういうのも、教えていかないといけませんよね。
また、今日する課題を一枚の紙にしてあるそうで、それを見ながら授業を受けるそうです。
先の見通しがないと不安になったり集中できなかったりする息子には、必要な配慮だと感じました。
そして、保護者と毎日、連絡帳をやりとりするそうです。
それだと子供の様子が分かって、安心できる部分もありますよね。
■年度の途中で通常級から支援級、またはその逆も可能?
親によっては入学時はます通常級に行かせて、それではしんどそうだったら、年度の途中から支援級を利用することも可能だそうです。
また、その逆もあるようです。
年度の途中や3年生くらいになってから支援級を利用する子も、いるそうです。
ただ年度の途中だと、きちんと時間を確保するのが難しいと言われました。
年度の初めに人員の計画を立てるので、年度の途中で人を増やしたりして、変えることが出来ないようです。
まぁそれはそうですよね。
■最初はどんな授業?
4月の最初からガッツリ授業ではなく小学校の生活に慣れさせたり、校内の探検に行ったりするそうです。
本格的に授業がはじまる(5時間授業)のは5月中旬だそうで、それまでは短縮授業や家庭訪問があります。
1年生の間は集中力の持続が難しいので、授業中45分間ずっと話を聞くわけではないそうです。
机で例えばひらがなを書いて出来たら、先生の机まで歩いて行って見せにいくそうです。
そうして、間に動きを入れるようにしているそうです。
とはいえ、体育だったかちょっと何のことか忘れましたけど、20分くらい先生の話を聞かないといけない場面もあるそうです。
そうかぁ・・20分か~。
息子がじっとして聞けるか疑問な時間ですね(^^;)
■支援級に行くことでいじめられないの?
支援級に行くといじめられないのか・・これもすごく気になるところです。
低学年だからかもしれないですが、そういうのは無いそうです。
通常学級の他の子達には、なぜ支援級に行くのかちゃんと子供に分かるように説明するそうです。
『〇〇くんは支援級(言い方は違うそうですが)に行った方がよく勉強できるから、そちらに行きます』と。
なので、いってきます!いってらしゃい!、ただいま!おかえり!のようなやりとりもあるようです。
まぁ先生はそう言うよな・・と内心で思いつつ。
もう一つ聞いてみました。
子供はそうであってもそれが親に知れることで、いじめにつながったりしないのかと。
先生の答えは『そうならないようにやっていきます』とのことでした。
確かにそれが精一杯の答えだろうなと思いましたが、不安は尽きないですね。
■集中が切れやすくはじめての事が苦手な息子は、通常学級で配慮が可能?
面談で発達検査の結果を見せたり、少し前に小学校の先生が幼稚園に息子の様子を見に行ってくれたのですが、それらを踏まえて、通常級で息子への配慮が可能か聞いてみました。
そうすると担任はいるけれど最大35人に1人の先生なので、見切れない部分もあるとのことでした。
そして一番肝心な先生の見解を聞いてみたところ、『多くの目で見たほうが良い』と言われましたね。
つまり支援級を利用しては・・ということですね。
■学校を出て子供を幼稚園に迎えに行く車で涙が出てきました・・
支援級の担任だったり育児相談の先生も、息子は特別な配慮が必要では・・と言われました。
プロの先生が言うのだから、きっと息子はそうなんでしょうね。
それの方が、息子にとってはスムーズに学校生活を送れると判断されたと思っています。
そうか・・やっぱり配慮が要るのか。
この日幼稚園に息子を預けていたので、小学校を出てその足で迎えに行ったのですが、途中、涙が出てきました。
親の気持ちってこういう気持ちなんですね。
なんていうか・・
私の産んだ息子は、ちょっと違うんだなって。
次回の面談はまだ決まっていませんが、おそらく半月後くらいになりそうなので、それまでに現実をしっかりと受け止めたいと思っています。
そして息子のために前向きになれるよう、進路を考えていくつもりです。
引き続き息子の進路について書いていきますので、よかったらのぞいてみて下さいね。
グレーゾーンの子供さんの発達が気になる人の参考になれば、うれしいです。