子育てについて

息子小学校入学に向けてした発達検査を受けて今後進路をどうするか?(その5)

引き続き、息子の来春小学校の進路についてです。


現在は地元の小学校で、普通学級に進むか支援学級を利用するかを考えているところです。


今日は、恒例の月1回療育教室で行われる育児相談での話です。


『息子小学校入学に向けてした発達検査を受けて今後進路をどうするか?(その4)』にも書いていますが、近々ある小学校との面談で参考になる(と思われる)発達検査の結果を聞きました。


この発達検査は5月(当時息子5歳半)の時に行ったもので、以前概要は口頭で聞いていたのですが、今回小学校へ結果を伝える際にポイントになってくる発達年齢を教えてもらいました。



■5月にしたK式発達検査の数値


出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/


K式と呼ばれる一般的な発達検査の結果です。


知っている人もいるかもしれないですが、このK式には運動面、認知面、言語面の3つがあります。


このうち運動面は3歳までの課題しかないそうで、それは全てクリアしているそうです。


あとは認知面と言語面ですが、まず認知面です。


認知面の発達年齢としては、4歳9ヶ月で発達指数は87です。


ちなみに平均的な発達指数が、100になるそうです。


認知面の中でも、苦手な課題は4歳程度、得意なものは5歳~5歳半の課題が出来ているそうです。


バラつきがあるんです。


次は言語面です。


こちらの発達年齢は5歳2~3ヶ月(5歳前半)で、発達指数は96です。


苦手な課題は5歳~5歳半、得意な課題は5歳半~6歳の課題も出来たそうです。


言語面は、バランスよくできていますね・・というお話でした。


発達検査のトータルとしてみた場合、発達年齢は5歳、発達指数は91だそうです。



■この結果だけだと通常学級と判断されがちですが・・・

育児相談の先生によると、この点数だと小学校の先生は通常学級と判断されるだろうとのことでした。


ただこの発達検査は、これまで息子を担当してくれている発達の先生がしてくれたんですね。


行けばいつも一緒に遊んでくれる先生なんですけどね。


息子には検査の前から『この日はおべんきょうだよ!』と言っていたものの、遊びの延長だと思ったのでしょうか。


私は同席していないのでちょっと様子は分からないのですが、集中力が切れやすい息子の検査を続行するのに手をやいていたそうです。


間に休憩を入れながらの検査だったんです。


つまり、1問、2問と解いたら、息子は他の事をし始めたりする・・


なので、その他の事に先生が付き合ってくれてその後、3問目を解くという感じだったそうです。


集中力が切れると立ち歩いたり、他の事をしたりするようです。


先生が息子を誘導してまた検査を再開して・・のようなことが何度もあって、やっと出た結果がこれなんだそうです。


『力はあります、けど、集中力が切れやすい、じっと椅子に座っていられないってなると、それが悪い評価になるんじゃないかと心配です』と言われました。


確かに1問、2問で集中力が切れたら、3問目以降も解答できる力があってもそこでおしまいだと、結果的には評価が悪くなるってことも考えられますよね。


なので、途中で声がけしてもらいながら最初は支援学級を使い、丁寧にしてはどうか?と言われました。


集団教育では、じっとしてなさい、座ってなさいって言われると思うんですよね。


本人もそれは分かっているとは思うけれど、じっと話を聞くのが苦手で・・あまり注意されると、自信を無くすのでは?とも言われました。


けれど一年生のはじめからガッツリ授業ではないでしょうし、校内見学とか友達を作るためにグループで話したりとかがあって、ややアクティブな内容になるだろうから、そうすると、じっとしている間に動きが入ってくる内容になるので、出来るのではと。


夏休み前の小学校校長先生との面談で集中力が切れやすい息子の話をしたら、集団の強制力もあるので一人だけ・・という事は少ないかもとも言われたんですよね。


けど校長先生はまだ息子のことをよく知らない状態で一般論として言われたのだと思うし、息子に当てはまるのかなぁって今は思っています。


今度小学校に行ったら、前回息子の相手をしてくれた先生がどう感じたか聞いてみては?とアドバイスを受けたので、確かにそうだなぁ・・と思うので、聞いてみたいと思います。



■その他、発達検査では分かりにくい息子の苦手な面

手先が不器用なところがあるのと、課題を早く終わらせることが良いことと思っているので、丁寧さに欠けるんだそうです。


なので、早いことがいいのではなく、丁寧にすることが大切と教えていく必要があります。


例えばひらがなの練習で、字が汚いと先生に何度も(これは先生によるそうですが)手直しさせられます。


仮に、何度も手直しがあったとします。


それを頑張ろう!と思えるか、もうイヤだ!ってなるか、どっちかなと育児相談の先生は言ってました。


私個人的には、ある程度はやると思います。


幼稚園でもそうですから。


けど、きっちり出来るか?はちょっと疑問がありますね。


また、状況の読み取りが苦手と言われました。


発達検査で、絵本を読むお母さんと女の子の絵があったそうです。


この絵の状況を聞いたところ、息子は『机、壁、椅子、本を読んでいる』と答えたそうです。


正解は、お母さんと女の子が絵本を読んでいるなんだそうです。


つまり状況の説明が苦手で、これがはじめてのことが苦手につながるんだそうです。


一方で生活の中で既に経験していること、例えば左右や硬貨などは理解できています。


なので、未経験のことも経験して慣れていくことで、本人も安心して生活出来るようになると言われました。


支援学級に入っても、年度の途中でこれなら普通級でも大丈夫ってなれば、そのまま普通級にいることも可能だと思うと今回聞いたので、今度この点を小学校の先生に聞いてみたいと思います。



■私の心配・・支援級に行ったらいじめられないの?

学生時代の友人に息子の支援級のことを話したところ、『よっぽどだったら仕方ないけれど、いじめられないの?そういうところに行くと』と言われました。


(気分を害する表現だったら、ごめんなさいね)


友人の子供は大きいので、いろいろ知っているんでしょうね。


そうか、そういうこともあるのか・・と思いました。


そのことを今回、育児相談の先生に話してみました。


すると、学校自体は昔と違って支援級に対して否定的な考えは無くす方向だけど、小学校として対策があるかどうかを確認してはどうか?と言われました。


ただ支援級に行くことで、周りの親の価値観が子供にうつってしまって、息子に対して否定的に捉えられるかもしれないとも言われました。


そうか・・いじめとまで行くかどうかは別にして、その原因になるのは、やっぱりかわいそうですよね。


いじめのようなことがあっても、周りの大人がフォローすればその子は傷つかないと言われましたけどね。


それってどうなんでしょうね。


ますます迷います。


今回、旦那もたまたま休みだったので一緒に話を聞いてもらったのですが、旦那も迷うなぁ・・と言ってました。



■今後は・・・

今後は、小学校の先生が幼稚園に息子の様子を見に行きます。


その後、また小学校と面談があります。


息子本人に力はあるが、それを発揮するサポート体制が必要なのでは・・と今回言われ、確かにそうだなって思いました。


月に一回のこの育児相談ですが、来月には5月にした発達検査の結果を書面でもらえるそうで、それを小学校に提出するつもりです。


本人の力を信じてやらせるか、最初は手厚くいくか・・


通常級か支援級か、決める期限はあと一ヶ月ちょっと。


いじめも気になりつつ・・


グレーゾーンですね、ほんと。


また動きがあったら、ここに載せていきたいと思っています。


子供さんの発達が気になる人の参考になれば、うれしいです。

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