今回は赤ちゃんの液体ミルクについてです。
わが家にはもう赤ちゃんはいませんけれど、今年災害が多く赤ちゃんのミルクには困った人も多かったですよね。
外国では普通に使われている赤ちゃんの液体ミルクですが、今は災害用に限定されていて国産の液体ミルクは店頭で見ることが出来ません。
息子を混合で育てたころはもちろん粉ミルクでしたが、あれって面倒なんですよねぇ。
哺乳瓶などの消毒、お水やお湯は必須ですしね。
キューブ状になった粉ミルクにも随分お世話になりましたけれど、やっぱり手間です。
期間限定とは言え・・
何故普及しないのか?普及するスピードが遅いのか?ちょっと調べたり自分なりに考えてみました。
■国産の液体ミルクが普及スピードが遅いのはズバリ!ミルクメーカーの儲けが薄いから
出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/
この少子化でもすぐ食べられるベビーフードは売り上げを伸ばしているそうで、すぐに飲ませられる液体ミルクの需要は大きいと思うんですね。
もちろんミルクメーカーもそんなことは100も分かっているハズ。
ネットで何故普及しないのか、普及するスピードが遅いのか調べてみたら、何となく予測は出来たけれどやっぱり・・
ミルクメーカーにとって粉ミルクはドル箱で、利益率が高いそうです。
一方の液体ミルクは、もちろん作る技術は十分にあります。
ただ、コストがかかってさほど儲けがないんだそうですねぇ。
そうなると、ニーズがあると分かっていても企業は儲からないことはやらないですから、メーカーの腰が重いんですよね。
これが粉ミルクくらいの利益があれば、外国製の粉ミルクを参考にしてもっと良いものを作ると思うんです。
日本人は勤勉ですから、今あるものからより良いものを作り出すのが得意ですしね。
最近では国が製品化をすすめるように指導しているようで、数年後には店頭で買えるようになるらしいですが。
いつなんでしょうねぇ・・
まぁ、店に粉ミルクと並べて置いて高いお値段で液体ミルクを売りそうな予感もしています。
■良いと分かっていても儲けがないとやらないことは、国が援助するべき
少子化や災害対策を考えると、赤ちゃんの液体ミルクは早く店頭で買えるようにするべきなんですよね。
外国では普通になっているのに。
おそらく液体ミルクが普及すれば、粉ミルクは廃れると思うんですよね。
だって、便利だから。
哺乳瓶なんかも必要なくなりますしね。
メーカーも既存の利益をなくすのは惜しいでしょうけど、さらなる企業努力で消費者に良いものを届けて欲しいものです。
良いと分かっていてニーズもあると分かっていても、企業も儲けなしでは出来ないでしょうから、そこは国がある程度援助して欲しいと思います。
太陽光発電とか高速道路のETCを普及させるときも税金が使われましたけれど、それよりも液体ミルクの方が開発を急ぐべきだと思うんです。
国産の液体ミルクが出るしばらくの間は、海外の液体ミルクを普通に店頭で売ってくれたらいいんですけど、また何でしょう・・
安全性がどうのこうのと理由を付けて、結局は国内メーカーの既得権益??
やっぱりお金ですか・・