ママの治療

漢方治療をはじめて3年半、IgE抗体が下がった今思うこと

2013年7月からはじめた漢方治療ですが、2016年6月にIgE抗体がガタンと下がりました。


(いきなりこの記事を読まれた方は、過去の記事もごらんになってくださいね)


これは、アトピーやアレルギーを起こす素因が、少なくなったんです。そういう体質になりました。


やっと・・やっとの思いです。


この三年、本当に長かった、そして精神的にも経済的にもつらかったんです。布団の中で声を押し殺して1人泣いたことも、数知れず。


『よく頑張ったね!』と先生から言ってもらえた時は、思わず涙が出そうになるのを何とかこらえていました。



■今の体調(2017年3月現在)について

今出ているのは、手だけなんです。まだかゆいですし、傷もあります。


でも、このころ(2014年春)よりはよくなってるんですよね。



この頃は手だけでなく、手首や腕も傷が多かったです。


そして今、手以外体は、どこもかゆくないんですよ。ほんと、不思議なくらい。


もちろん普通に乾燥気味で背中がかゆいっていうのはありますけど、それは普通の人レベルで、アトピーとは明らかにレベルが違います。


そして、かいても傷にはならなくなりました。


ちなみに今、手はこんな感じです。




手の甲が特に、ざらざらしています。


かゆみや赤みがあります。かいてもいいという治療なので、傷もたくさんあります。


手首は普通の肌になりました。


今はこの手と、季節とは関係なくごくたまに(年に2~3回)起きる鼻炎(だいたい一週間程度)の完治を目指しています。


これまでは春と秋(各1~2ヶ月続く)に鼻炎&目のかゆみだったのですが、今は、不定期で期間の短い鼻炎があります。


くしゃみと鼻水が、すごいです。夜が寝苦しいこともあります。


目は全然、かゆくなくなりましたね。


治療のスピードを早めるべく、これまでずっと飲んでいた漢方の煎じ薬が最近、変わりました。


今の処方ですが、
・アトピー煎じ薬(まずさがパワーアップして泥を飲んでいるような、これまでで一番飲みにくい味)
・傷を治す塗り薬の紫雲膏


の2種類だけになりました。


この塗り薬は傷に塗るだけでなく、鼻炎の時、めん棒につけて鼻の入り口に塗っています。塗り薬が赤なので、鼻をかむと、真っ赤で最初ビックリしましたけど。


塗ると鼻炎が少し、楽になります。


今では長く私を悩ませていた体のピリピリした痛み(ヘルペス)も、なくなりました。


漢方薬は自費の部分も大きいのですが、薬が減った分、かなり経済的にも楽になりました。


子供と併せても、月1万円くらいですね。


普通の病院よりは高いですが、数万円払っていたあの頃に比べたら、何分の一でしょう!?


何より顔や体中のかゆみがない、リンパ液と呼ばれる汁が出なくなったこと、夜、眠れるようになったこと、目のかゆみがなくなったこと、鼻炎の回数や期間がかなり減ったことなどなど、本当にアレルギー症状が楽になりました。


お化粧も普通にしますし、見た目にアトピーと分かる人はいないと思います。


化繊の服(ヒートテック)も普通に着ています。3年前、こんな日が来るとは思ってなかったです。


そして今は体がかるい~、心もかるい!!


漢方治療の途中で地獄を味わったのですが、やっとやっと抜け出せたんだ!と思うと、本当にうれしいです。


昔とは比べ物にならないくらい軽いアレルギーで毎日過ごせる幸せを今、実感しています。


ほんと楽です。そしてもう二度と、戻りたくないです。


今後は、手のレポートをメインにしていきます。


主婦によくある手湿疹や手のアトピーで悩まれている方の参考になれば、うれしいです。


手湿疹もお水に含まれる塩素や、洗剤の洗浄成分に含まれるアレルゲンとの戦いとも言えます。


もちろん、乾燥もありますけどね。ちなみに、炊事やお風呂を洗うときは、ゴム手袋してます。


手は漢方治療をはじめる前まで、ステロイド剤を多く塗っていた場所だったので、それだと普通の皮膚へ再生するのに時間がかかるよと先生にも言われました。


あと少し、頑張って治療を続けたいと思っています。



■2016年2月インフルエンザB型に感染した時の話

この漢方治療の間に、実はインフルエンザB型に感染したんです。


罹ったことある方はご存知と思いますが、ほんとインフルエンザってしんどいですよね。


これは誰にでもマネできるとは思わないですが、実は私、インフルエンザの薬を飲まないでひたすら一週間寝て治したんです。


主人も同じころに罹ったのですが、主人も寝て治したんです。


熱などのつらい症状を抑えると楽にはなるけれど、それで免疫が下がることが分かっていたからです。


このあたりに感染すると、どうするのがいいか結構難しいんですけど、最終的に病気は自分の免疫で戦わないといけないんじゃないでしょうか。


今私個人的には、そう思っています。


極端な話、免疫を抑える薬を使うのは、命にかかわるときだけじゃないかと。


これを使わないと死ぬ~ってなったら、ステロイド使うかもです。


死んでしまっては、免疫も意味がないですからね。


これからどんな病気にかかっても、何が本当の原因なのか?免疫との戦いなのか?生活習慣が悪い不摂生なのか?老化なのか?などををよく見極めた上で、治療をしたいと考えています。


患者もお医者さんまかせにしないで、自分の体に起こっていることを知らないといけないんだな・・ってつくづく思います。


今は昔と違って、お医者さんも求めれば説明してくれますよね。


逆にそういうお医者さんにかかることをおすすめします。

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