子育てについて

来年度小学1年生対象の市の就学相談に行ってきました

現在年長の息子ですが、部分的に苦手なことがあります。


これまでの記事にも経緯を書いていますが、直前の発達検査では物を見て形をとらえる空間認知が弱いと言われます。


経緯は、『そもそものはじまりは1歳半検診でひっかかったことから・・(その1)(その2)』『年長になった今年、発達がゆっくりな息子に二つのことをしています』『2017年5月、息子の就学相談に向けてした発達検査の結果(概要)』に載せていますので、よろしければ併せてご覧くださいね。


また、注意力の持続が短く、次に何をするか分からない時は自分の好きなことをしてしまい、じっと待つのが苦手です。


そして、はじめてのことが極度に苦手な息子です。


はじめてのことの具体的なエピソードは、『入園や入学で子供が新しい環境になじめるか心配なママへ』もよければ、ご覧くださいね。



■最近、市の就学相談に行ってきました




現在も療育教室がしている月1回の育児相談に通っていますが、そこの先生の勧めもあって、市の就学相談に行ってきました。


ちなみに就学相談とは、『学校生活を送る上で、発達に課題があるなど、特別な支援が必要な来年度小学校入学予定の児童の保護者を対象にした、就学についての説明会』と市の広報に載っていました。


20~30人かな・・と勝手に想像していたのですが、なんと100人はいましたね。


個々の事情は違っていても、子供の発達で不安に感じている人って結構いるんだな・・という印象を受けました。


約1時間くらいで、小学校入学までの流れの説明がありました。



■引き込みってご存知ですか?

帰りに書いた『就学相談票』には、希望する進路、子供の発達で困っている内容を記入します。


通常学級、通級教室、支援学級、支援学校とあって、今の時点で希望する進路に丸をつけます。


市の教育委員会から一通りの説明があったあと、質問タイムがありました。


その中で、こんな質問がありました。


『通常学級でも苦手な分野では、引き込みはあるのですか?』と。


知っている人は、そうそうそれ気になるよね~って感じでしたが、私はぶっちゃけ何の話なのかその時は全く理解できませんでした。


引き込みというのは、保育園や幼稚園で言うところの加配(かはい)のことで、その子に専任でついてくれる人のことだそうです。


この質問で何を気にしているのかといえば、『通常学級でいいんだけれど特定の分野で苦手なことがあるときは、誰か子供についてくれるんですか?』ってことなんですね。


それに対する教育委員会からの答えは、『絶対に引き込みがあるとは言えないです。通常学級にその子だけ専任の人がいると、なんで?ってなり兼ねないんです。ただケースによるので、それは今後学校との面談で相談してください』でした。


私が想像するに、グレーゾーンのお子さんかなって感じたんです。


うちもですけどね。


確かに苦手な部分だけ、誰かフォローしてくれたら・・って私も思いました。


けど小学校では加配は付かないそうで、通常級(35人に1人の先生)または支援級(8人に1人の先生)になるそうです。


これは、お住まいの市町村によるかもしれないですけどね。


つまり、子供が通常級にいるときで苦手なことや声がけが必要な時に、支援級の先生が通常級の教室に入ってきて(これを引き込みというようですね)フォローしてくれたらいいのに・・という内容なんです。


支援級と言っても、算数だけとか苦手な科目の時だけ支援級に行って勉強するってことで、通常級に席やロッカーもあるし、給食や朝の会、帰りの会は通常級にいるという形態をとるそうです。



■10月末までに決定しないといけない子供の進路

これから小学校との面談を経て、10月末までに進路を決定するそうです。


一番の悩みどころは、発達に課題のあるわが子をどの進路に進ませるかなんですよね。


子供にとって、何が一番いいのか・・ほんと難しいです。


そして、親の思いも・・


グレーゾーンだと、なるべく通常級に進ませたいって思うのが親の思いだと思うんですね。


私はまだどうするのがいいか分からないですが、今後小学校の先生や育児相談の先生と相談しながら、また旦那とも相談して決めたいと思っています。


今の雰囲気だと通常級に行かせて、通級教室に通うかどうかになるかな・・と思っていますが。


ちなみに通級教室っていうのは、ことばやコミュニケーションに課題のある子供に特別な指導をする教室のことで、週1回か2回、放課後に行われるそうです。


例えば、発音が正しく出来ない、落ち着きがなくて友達とトラブルが多い、読み書きなど特定の学習が苦手、自分の気持ちをうまく伝えられないなどだそうです。


さしずめ、息子は落ち着きがないってとこでしょうか。



■最近の小学校ってこんなのらしいです!

話はそれますが、最近ママ友とランチをしていた時の話です。


ママ友の知り合いの子で、今春から小学生になった女の子がいるそうです。


5月の半ばになっても小学校がイヤだと言うので、親は困っているという話でした。


授業時間でも教室に入らず、外でブラブラしてるそうです。


私達が子供の頃には、考えられないですけど(^^;)


先生が怖いというか、強引にさせた部分があったと思うんです。


それがいいか悪いかは別にして・・


ところが、担任じゃない他の先生がその子を見かけたので一緒にお花つみをしてくれて、その後、教室じゃなくて学習室というところに連れて行ってくれたんですって。


場合によっては、保健室のこともあるそうです。


何が原因でその子はイヤなのか、よく聞けなかったんですけどね。


最近の小学校は子供の嫌がることは無理強いしない、本人の意思を尊重するそうですね。


そういう点では、息子が通う幼稚園の方が、きびしいかもしれないです。


そんな息子も、年少の頃はお部屋に入らず、一人園庭で遊んでいたり、廊下に出たりしていたようですが、その度に先生に声がけされて戻る・・を繰り返しているうちに、お部屋でみんなと一緒に保育が受けられるようになったのですが。


私が思うに、その頃は、慣れなくて居心地が悪いとか身の置き所がなく落ち着かなかったのだと。


もしくは、自分が楽しい思うことを今、やりたい!なのかもと思います。


今、何をしないといけないか?が分かってなかったんでしょうね。


ただ小学校のイメージは変わったな・・って思う今日この頃です。


ちなみにうちの息子も、その小学校に入学予定です。


勉強になるのだし、どうなるのかなぁ・・って心配は尽きないですね。


今後も子供の発達や進路について、ここに載せていく予定ですので、よかったらまたのぞいてくださいね。


子供の発達が気になる親御さんの参考になれば、うれしいです。

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