親子で脱ステロイドをして、アトピーやアレルギーを漢方で治療して3年半を過ぎました。
だいたい二週間に1回のペースで、診察&薬をもらっています。
幼稚園児の子供を連れて行くことが多いので、幼稚園が休みの週末に行くのですが、土日はすごく待つんです。
診察、会計、調剤薬局での薬とその会計で終わりなのですが、13時に松本医院に到着して全て終わるのが早くて15時半、遅いと16時になることもあります。
待ち時間が長いので院内の待合にある手記を読むことがあるのですが、その中でも印象的な手記や体験を紹介します。
■潰瘍性大腸炎に罹った小学生の手記
潰瘍性大腸炎という厚生労働省の難病に指定されている病気があります。
腸の壁が潰瘍状態になって、血便、粘便、下痢、腹痛を伴う病気です。
原因は、自分の免疫が腸の壁を攻撃するものと一般的には言われていますが、なぜそうなるのかは分からない原因不明の病気です。
ただこの病気、実はアレルギーの原因物質(アレルゲン)と極度のストレスによって引き起こされるものだと、私が通う漢方医院の松本先生は言います。
潰瘍性大腸炎やリウマチなどの膠原病の原因については、『漢方治療で知った潰瘍性大腸炎、リウマチの原因とは?』も併せてご覧くださいね。
私が読んだ手記は、この潰瘍性大腸炎に罹った中学受験の小学生でした。
きっと世の中に無数にあるアレルゲンと、中学受験のストレスが引き起こしたんでしょうね。
そして驚くことに、その子のお父さんは内科医なんです。
お医者さんが自分のところの病院ではなく、漢方治療を尋ねて遠くからやってくるんです。
そして、お父さんが書いておられる手記を読みました。
その息子さんは、漢方治療を続けた結果(確か1年弱だったかと)、刺激の強いものも食べられるようになって元気に中学に通っているそうで、それまでの経緯が書かれていました。
現代の西洋医学だとこの病気は、症状を抑える対処療法しかないそうですが、それまで使っていた薬を止めて漢方治療を続けたので免疫が上がり、結果、治ったんです。
ちなみに、内科医は潰瘍性大腸炎については専門外の病気なんだそうです。
ただ息子さんがこの病気と分かった時、お医者さんなので予後(その後の回復や見通し)が悪いことを知っていたそうです。
最初は地獄の門の前に立たされた気持ちと手記には書かれていましたが、漢方治療で症状がよくなった今では、いつの間にか天国の門の前に立っていますとありました。
同じ子を持つ親として、ほんとにすごいな~って私、感動しました。
やはり実体験は、信憑性があります。
現役の内科医が、この病気は漢方治療の方がいいと言ってるんです。
免疫のすごい力を感じた手記でした。
実際の手記です。A4用紙に5枚あります。
少し長いですが、よろしければご覧くださいね。
潰瘍性大腸炎の手記
■手記ではないですが、アトピー治療で聞いた話です
出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/
もう一つ、印象的な話を紹介します。
子供のアトピー治療で、松本医院に通っていた人の話です。
ある時、ご主人の転勤でイギリスに家族で行くことになったそうです。
ただ漢方治療は続けたかったので、実家に漢方薬を送ってもらい、実家の人がイギリスに送っていたそうです。
ステロイドは使いなくない、漢方で治したいという思いから、イギリスでも漢方治療を続けていたそうです。
どの程度のアトピーだったのかは分かりませんが、まだ見た目にはよくない状態だったんでしょうね。
ある日、その人から電話があったそうです。
イギリスでは子供の見た目が悪いと親がアトピーの治療をちゃんとさせてないと見なされ、罰せられるそうなんです。
なので、もうこれ以上漢方治療を続けることは出来ない・・ステロイドを使うしかないと。
ヨーロッパでは、東洋医学自体ないのかもですね。
ほんと、残念な話です。
ステロイドという薬は全世界に広まっていて、症状を抑える薬として使われています。
薬で免疫を抑えてしまう怖い薬、副作用のある薬として認識はあるものの、使い方さえ間違えなければ・・と言う人もいます。
本当にそうなんでしょうか?
塗っている間は症状が治まっている、やめたらまた出てくるのでまた塗る、だたこれだけの使い方しかないと思うんです。
それが、普通の人が考える使い方だと思うんです。
症状を抑え続けて、果たして治ったと言えるんでしょうか?
アトピーやアレルギーのステロイド治療には、疑問が強くなるばかりです。
ステロイドという薬が出来て70年くらいだったかと思いますが、その間、ステロイドが治したと言える病気ってあるのでしょうか?
同じ病気に悩む人の参考になれば、うれしいです。