子育てについて

小学校入学して1ヶ月ちょいで先生から2回目の電話(ーー;)何?

息子が小学校に入学して1ヵ月ちょいが経ちました。


わりと最近の記事で、先生から電話があったと書きました。


友達の首のあたりを後ろからつまんだそうですが、息子は単にその子に話しかけたかっただけのようで。


自分の言いたい事をまだうまく伝えられず、手が出てしまう・・というのが息子の困ったことの一つです。


『そんな時はこう言うのよ。手は出したらダメ!』と言ったのですが、ほどなくしてまた同じようなことがあって、先生から2回目の電話がかかってきました(泣)



■友達が持っていた給食の食器を割ってしまった・・


出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/


給食の時間に息子は自席で食べていたのですが、すぐ右側におかわりなのか何かしらの列があったそうです。


ある男の子が横に立っていましたが、そこに立たれるのがイヤで邪魔に感じたそうです。


ちなみに、体が触れていたのではないそうです。


本来なら言葉で言えばいいものを右手ではらうようなしぐさをしたところ、手がその子の持っていた食器に触れて下に落ちて割れたのだそうです。


先生に訳を聞かれても『分からない・・』と言い、『わざとしたの?』と聞かれたところ『わざとです』と答えたそうです。


この『分からない・・』も結局、自分の言いたい事をうまく伝えられないからこう言ってしまうんでしょうね。


もしかすると、訳はあるけれど何て説明していいか分からない・・って意味かもしれないですね。


良いか悪いかは別にして、邪魔に思ったという訳があったのに。


実は数日前他の子が誤って食器を割ってしまい、先生から食器を割ってはいけないとクラス全員に注意があったそうです。


それを覚えていた息子は、知っていながら割ってしまったことをわざと・・と言いました。


おそらく先生は『食器を割ったらいけないことは知ってるよね?』と聞いて息子は『はい』と答えたと思うんです。


そしたら『じゃあ知っててわざとしたの?』となって、確かに知っていて割れたのだから『わざと・・』と答えたんでしょうね。


『わざと』の意味合いが実はちょっと違っていて、息子と先生では違うんですよね。


食器を割ってやろうと思ったわけでもないですし、その子に意地悪をしてやろうとかその子に何かされたとかでもないんですよね。


ただ近くに立たれるのがイヤだな・・と思ったってことなんです。


ここまでの聞き取りに一時間くらいかかったのですけど、決して怒らずに私は普通のトーンでなぜそんなことをしたのかを聞いたんです。


最初は『なんで?』と聞いても、『分からない・・』と言うだけでした。


そこから『じゃあ〇〇だから?』と聞くと『違う』と言い、『△△?』と聞くとまた『違う・・』と言うのを繰り返してやっと分かった理由でした。


『理由が分からなければまた同じことがあるよ、学校でお友達に嫌われてもいいの?行けなくなるかもしれないよ』と言うと、息子もそれはイヤだったようです。


こんなことがあるけれど、息子は今のところ学校も好きだし勉強もわりとちゃんとやっています。


自分の思ったことをまだうまく言えずに、手が出てしまったりするんですよね。


息子もうまくいえない事に、もどかしさも感じているようですし。



■息子は大人から見たら変な好奇心もある・・

小さい子供は好奇心が強いものですが、息子は先日変わったところにその好奇心を発揮してしまいます。


少し仲良くなった友達が歩いてきた時に、椅子に座っていた息子はパッと足を出したそうです。


これは意図的にです。


足をかけたことになりますから、コレ中学生くらいになるとしっかりケンカになるような話です。


わけを聞いてみると『その子がちゃんと下を見てるかな?と思ったから』なんだそうです。


幸いにも転ぶことなく、おっとっと~!となったそうですけどね。


なんという理由なんでしょう!!


驚きましたよ私。


んなもん、大人的には転ぶかもしれないし危ないでしょ!なんですけどね。


息子は、ここで足を出したら転ぶかもしれないということも分かっていたそうです。


悪いですね~息子。


『じゃあ、なぜこかしたらいけないの?』と聞くと『先生に怒られるから・・』と言うんです。


これまたビックリなんですけど、そうかぁ・・そう思ってたのかと気がつかされましたね。


『そうじゃなくて、転んだら痛いでしょ?危ないでしょ?だからこかしたらいけないの』


『〇〇(息子)もこけたらイヤでしょ?うれしい?自分がされてイヤなことは人にもしないのよ!』と言いました。


私の言ってることはとりあえず分かったようですが、これは口を酸っぱくして何度も言わないといけないな~と思っています。


まだまだ想像力が乏しいというか、考えが短絡的なんですね。


ちなみに多分なんですけど、先生は結構厳しく怒ることが多そうです(息子の話によると)


子供はちょっと萎縮しているようにも見えるのですが、35人くらいのこの前まで幼稚園児だった子をちゃんとさせようと言うのですからある程度は仕方ないのかもですが。



■問題児と判断か(?)息子は教卓前に席替え

行動に問題ありと先生は判断したようで、息子は一番前かつ教卓の前に席を移動したそうです。


他の子も先生がやりやすいよう、席替えは順次しているそうですけどね。


大人なら先生の前ってイヤだな~って思いがちですが、息子はこの席替えを喜んでいます。


理由は『すぐ前に行けるから』なんだそうです(^^;)


こう言うのですから、学校が嫌いなわけでもないし勉強やその他の活動にもわりと意欲的ですし、言いたがりやりたがりでもあります。


子供なりの理屈って変だな~と思う反面、おもしろいなとも感じています。



■今後も・・繰り返し言うしかない

今後も言いたいことがうまく伝えられない息子に、繰り返し教えていくしかないな・・と思っています。


学習面ではなく生活面でちょい難ありの息子は、やっぱり支援学級での訓練も必要なのかな?と思わなくも無いのですが・・・


生活面というか人との関わりの部分で、そこをサポートしてくれるところって無いのかちょっと調べてみようかと考えいます。


もちろん家でもサポートしていくんですけどね。


息子には普段から『何でも話してね』と言うものの、今回の件でやっぱり自分にとって都合が悪いことや怒られるかも・・と思うようなことは言わないんですよね。


とぼけたり、ん~と考え込んでいる様子を見せては、話が早く終わるのを待っているというか。


大人がしびれを切らして『じゃあもうしないのね!』『うん、ごめんなさい』を待っているんでしょうね。


そうはさせない!と私は思っていますから、なんでなの?どう思ったの?を深堀していくつもりです。


息子はこの日、学校では先生に怒られ、私には怒られはしないものの長い話があって疲れた様子でした。


小学生になって、息子の弱点がよりはっきりしてきました。


幼稚園の年中、年長で通っていた療育教室がする育児相談の臨床心理士さんに言われたとおりの弱点です。


この育児相談に通っていなければ、問題が起きたときの息子へのアプローチの仕方も分からなかっただろうし、息子の弱点すらあまり分かっていなかったかもしれません。


これまで気になる息子のことをいろんな人に相談しておいてよかった~!と思った今回の一件でした。


入学して1ヵ月ちょいで先生からの電話が2回ですから、前途多難のような気もしています(^^;)


これが息子の個性とはいうものの、グレーゾーンだなぁとつくづく思っています。


まぁそんな息子のフォローをしながら、自己肯定感を失せさせないよう息子のいいところも見てあげたいです。


怒られてばっかり、注意されてばっかりだと息子もイヤでしょうからね。


親ってついそうなってしまって、悪いところばかり目につくんですけどねぇ。


反省ばっかりですが、何とか見守って必要な時は手を貸してやりたいです。


今後も息子の様子についてはここに載せていきますので、よかったらのぞいてみてくださいね。


学校などでトラブルが多くて・・と悩む親御さんやグレーゾーンの子供に悩む親御さんの参考になればうれしいです。

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