今回は小1の息子を耳鼻科に連れて行った話です。
息子は私がする耳掃除が痛い~と言い、家ではなかなか掃除をさせてくれません。
以前、家で頑張って掃除しているときに息子が動いたためか、耳から少し血が出たこともあるんです。
怖いですよね・・子供って。
それ以降、私も怖くなってしまい、面倒なんですけど3~4ヶ月に一回、耳鼻科で掃除してもらっています。
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■病院でも怖い~痛い~で激しく嫌がっていた息子
出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/
車に息子を乗せ、耳鼻科まで行きます。
行く道中、そして耳鼻科に着いても『怖いな~嫌だな・・』とブツブツ。
『耳を掃除しないと耳垢でふさがるから、耳が聞こえなくなるよ・・』というのですが、まぁあんまり実感ないですよね。
自分の診察の番になって、まず先生の前の椅子に私が座ります。
その後、息子を膝に乗せ、息子の両足を私の足ではさみます。
息子の両手は私が持って、息子の膝のあたりにおきます。
先生と向かい合っていて、息子は右を向いたり左を向いたりして耳垢をとってもらいます。
椅子に座ってまだ何もしていないのに『痛い~嫌だ・・』と泣き出します。
そして体を動かそうとするのですが、動くと危ないですし看護師さんに押さえつけられて処置するというのがパターンなんです。
いつも大泣きで、困ったなぁと思っていました。
■そろそろたまってきた耳垢が気になりだして・・
前回の掃除から3ヶ月経って、息子に『見るだけだし、耳みせて』と言ってみたところ、ありゃ・・
片方の耳がふさがりかけていました。
まぁそうですよね。
せっかくの夏休みだし、この機会に耳鼻科に連れて行くことにしました。
耳垢のたまりぐあいを見ていると、だいたい3ヶ月が目処のようですね。
■もう赤ちゃんじゃないのだから、痛くても我慢して動いたらダメ!と言った
これまでのように押さえつけられて大泣きになると私もつらいので、何とか大人しく出来ないものかな・・と思いました。
実際、病院では赤ちゃんや幼児で泣いている子はいても、小学生くらいだとじっと出来る感じですね。
息子には耳垢で耳がふさがりそうになっていること、耳が聞こえなくなったら困るよね~という話をしました。
また家では耳の奥は怖くてとれないから病院に行くよ、そしてもう赤ちゃんじゃないから痛くても我慢しないといけないよ!と言いました。
『でも痛いし・・』とあまり納得していない様子でしたが、何度か言い聞かせました。
また『もし痛くても、動かないでじっと我慢するんよ』と言いながら、私が目をぎゅっと閉じて我慢している様子を見せました。
息子は『うん・・』と分かったか分かってないか分からないような反応でした。
■実際の耳鼻科でははじめて泣くこともなく、じっと耐えていました(^^)
実際の耳鼻科で名前を呼ばれた時は『痛いな~嫌だな・・』といつものように小声でブツブツ・・
けれど、先生の椅子の前に座ったら泣くこともなく、言われた通りにしていました。
体は緊張していましたけど、耳垢をピンセットでとってもらっている間もじっと耐えている感じでした。
後で息子に聞くと『耳の中でガリっと音がしたけれど、そんなに痛くなかった』と言いました。
そうなんです!!
定期的に掃除していたら、先生がするとさほど痛くないんですよね。
けれど、耳掃除は痛い!っていうイメージがとれなかったのかもですね。
それが分かってくれたことも、よかったです。
また『お母さんが言ったとおり、やるぞ!って覚悟を決めてん』と。
お~!!たのもしくなったもんです。
『小学生になったらやらないといけないことはやらないといけないのだから、痛くても嫌でもやるよ!頑張るって覚悟を決めなさい!』と以前、話したことがあります。
たしか、松本医院での採血を嫌がった時のことだと思います。
採血はまだダメなんですけどね(^^;)
その時出来なくても繰り返し言い続けることで、息子は私の話を理解できるようになっていました。
そして、嫌だけど頑張る!っていう気持ちも少し持っているようです。
元来、怖がりなのでサッとできるタイプではないですが・・
そうかぁ・・やっぱり言い続けないといけないんですね。
息子も成長してきてるんだな・・とうれしく思った出来事でした。
耳掃除、散髪、採血、シャンプーなど小さい子供が嫌がることも結構ありますが、成長に従って親の言うことや、やらないといけないことも分かるようになってくるんだなと思いました。
なので今出来なくても、ちょっと長い目で見てあげるといいかなと。
小さい子供を持つ親御さんは参考にしてくださいね(^^)