来春、小学生になる息子ですが、2歳児の時は療育教室に通い、その後も幼稚園に通いながら、保健センターや療育教室のサポートを受けてきました。
これまでの経緯は、『そもそものはじまりは1歳半検診でひっかかったことから・・(その1)(その2)』や『年長になった今年、発達がゆっくりな息子に二つのことをしています』も併せてご覧くださいね。
年長の今は、療育教室で行われる月に一回の育児相談に通っています。
もうすぐ市の教育委員会や小学校と就学相談があるので、それに向けて久々に発達検査をしました。
今回はその結果をさらっと概要しか聞いてなくて、次回の育児相談で点数やちゃんとした結果がもらえるそうです。
なので、発達の先生が発達検査後にしてくれた話を載せますね。
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■やはり空間認知が弱い・・
これまでの記事にも書いていますが、物を見てその形をとらえる空間認知が弱いそうです。
発達検査の項目では、模様構成や階段構成という項目になるそうで、それが約1年くらい遅れているそうです。
つみきを組み合わせて形を作る作業で、斜めが入るような複雑なものになると出来ないんです。
一般的なK式と呼ばれるものだと思うのですが、息子は5歳~5歳半の子に検査する項目を中心に検査しています。(検査時は5歳5ヶ月)
この検査項目について今回教えてもらったのですが、この年齢で100人いたら50人は出来る内容なんだそうです。
半分か・・・
まぁ、できないってことは苦手になるんですね。
■マイペースさがある
『次は〇〇をするよ~』という声がけがないと待っていることが難しく、立ち歩いたり、自分の好きに遊んだりするそうです。
そして注意力の持続が、短いとも言われました。
なので、根気強く『今は〇〇の時間よ』と声がけをする必要があります。
年少の頃は結構ひどくて、最近は少し待てるようになったとも思っていたのですが、まだまだのようですね。
確かにマイペース、自分のやりたいことを押し通す感じはありますね。
寝る時間におもちゃを出して遊んだりしますし、とにかく自分のしたい事をまず優先ですね。
これは、同じような話を他のママ友からも聞きますけどね。
おそらくちゃんと検査はしたことないのですが、息子はB型なんですよね。
B型って一般的にはマイペースですよね。
って血液型の問題じゃないかもですが・・
■仮定の話が苦手つまり、はじめての事が苦手
検査の中でこんな質問があるそうです。
『もし火事になったらどうする』
『もしバスに乗り遅れそうになったらどうする?』
『友達のおもちゃをこわしたらどうする?』
これに対して息子は、火事は逃げる、それ以外は分からないと答えたそうです。
日常的なことはちゃんと答えられるそうですが、経験のないことは想像できないようですね。
5歳児ってそんなものじゃ・・って思うのですが、半分の子はちゃんと想像できるようですね。
友達のおもちゃをこわしたら、謝るとか。
これって経験していないこと、つまりはじめてのことは出来ない、出来ないから苦手意識が出てやりたがらないになるそうなんです。
別の記事にも書いていますが、幼稚園始めての運動会で動けなくなったように。
『入園や入学で子供が新しい環境になじめるか心配なママへ』もよかったら、読んでみてくださいね。
最近では、はじめて地下鉄に乗せたのですが、真っ暗の中を走る地下鉄で親の手をしっかり握ってベソかいていました。
一駅乗って怖くないと分かればその後は普通というか若干はじゃぎ気味で、興味津々なんですけどね。
■母の日に書いてくれた絵を見た先生がこう言いました
これは、息子が母の日参観で書いてくれた私の顔です。
5歳児ですよ・・
お世辞にも上手とはいえないですし、人間?サル?何か動物?と思うような絵ですが、一生懸命描いてくれたので笑えるな~と思いながらも、私はうれしく思っていますが。
私達夫婦とも絵がイマイチなので、似たのかもですね。
そして、育児相談の先生にこれを見せたんですね。
そしたら髪の毛の部分を指して、こう言いました。
『お母さんに髪の毛があるのは分かっている。けれどどうしていいか分からないんです。髪の毛が分かっていても、出来ないんでしょうね』と。
出来ないことが苦手意識となって、それに対して自信をなくしてしまうそうです。
これも結局、はじめてのことが苦手、経験していないことは出来ないって思ってしまうんでしょうね。
さっきの地下鉄に乗せた話じゃないですが、やってみたら出来るっていう体験を増やして、経験させていくことが必要だとアドバイスをもらいました。
■今回の発達検査まとめ
今回の発達検査のまとめですが、概ね年齢どおりであるけれど、物の見え方、形や状況の理解が遅いとのことでした。
出来ることと出来ないことにバラつきがあって、数字や左右は理解できるし、簡単なつみきは見本があればできるそうです。
また、前回の発達検査より、成長はしているとのことでした。
以前の記事にも書いたのですが、私が感じていた通り、息子はやや白に近いグレーゾーンなんだと思いました。
この子なりに成長しているし、まぁ苦手なこともあるだろうと思うものの、小学生になることに不安もあります。
勉強だし、幼稚園のように丁寧に見てくれるとも今は思えないんです。
このまま親の目の届く幼稚園児のままいてくれても、いいのにな~と思ったり(^^)
幼さがかわいいって最近、すごく思うんですが、これはエゴかもしれないですね。
次回検査の詳しい点数が出るそうなので、またここに載せたいと思います。
この結果も踏まえて、近々、就学相談に行く予定です。
子供の発達についても今後、継続して記事を載せていくので、よかったらまたのぞいてくださいね。
子供さんの発達が気になる親御さんの参考になれば、うれしいです。