当ブログはアトピーやアレルギーの治療日記がメインですが、アラフィフの私が日頃感じたことも書いています。
今回は、かつてテレビCMもしていたチケット売買サイトのチケットキャンプが2018年5月末でサービスを終了することを知って、感じたことを書いてみますね。
私はスピッツが好きなんですが、公演によってはチケットがとり難いこともあるんですよね~。
そんな時、よくチェックしていたサイトの一つがチケットキャンプでした。
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■なぜサービス停止になった?
既に知っている人も多いかもしれないですが、なぜ停止になったの?って思う人のために、理由をちょっとだけ書きますね。
今回商標権の侵害で、警察から強制捜査を受けたんです。
チケットキャンプは『ジャニーズ通信』や『宝塚歌劇倶楽部』というメディアサイトを展開していて、これらは既に商標登録されているグループ名なんです。
これを使用したことが、商標法や不正競争防止法に違反しているのでは?との疑いがかかったそうです。
その後、調べていくと、大口のチケット出品者には手数料を無料にして優遇していたことも判りました。
大口のチケット出品者、つまり転売業者が大量にチケットを買い占めることで、一般のファンにチケットが回らないことも問題になっています。
実際、何万、場合によっては10万円以上の高額なチケットも見かけますよね。
チケットキャンプの親会社であるミクシィが、法律を守らず、また社会的にも問題になっている高額転売を推進するようなチケットキャンプに対して、サービスを停止することを決めました。
私が思うには商標権の侵害は取っ掛かりで、こうした転売業者をなくすのが本当の目的だったんじゃないかなと。
■じゃあ、急に行けなくなったらどうするの?
確かに高額で取引されるチケットには、ちょっとどうなんだろうな・・と思っていました。
けど、本当に急に行けなくなったらどうしたらいいんでしょうね?
元々は、急用ができて行けなくなったので譲りますよ~っていう人たちが、安全で確実なサイトとして使っていたのですから。
どうせなら、行きたい!っていう人に譲りたいと思いますよね。
まぁ人間誰しも少しでも高く売れたらうれしいですから、手間代くらいはのせたくなる気持ちも分かりますけどね~。
■興行主が再販するかチケットの再販上限価格を決めてしまうのはどう?
これね、高額で取引できるから業者が入ってくるんですよね。
行けなくなったチケットを再販してもたいした儲けにならなければ、やらないですよね業者は。
理想を言うと、行けなくなったチケットは興行主が再販したらいいのでは?と思うんですよね。
もちろん人が動くしタダでは無理でしょうから、一定の手数料を取って。
けど一回売れたチケットを再販しても興行主には手数料くらいのメリットでしかないでしょうから、あまり乗り気じゃないかもしれないですねぇ。
もしくは、チケット売買業者は定価の1.5~2倍までの金額でしか売れない!と法律などで決めてしまうとか。
それで商売として成り立つかどうかは、ちょっと私には分からないですけどねぇ。
■少しお金を出してでも見たい!気持ちはなくならない
チケットの転売を禁止しても、というかどのチケットでも転売は禁止されていますよね。
けれど、転売のニーズはなくならないんですよね。
少しお金を出してでも見たい!って思うのは、普通の気持ちだと思うし・・
やぱり行けなくなったチケットを再販するしくみを業界全体で考えていかないと、転売業者が出てくるんじゃないでしょうかね。
そこで、再販の手間とそこにかかる費用が、ポイントになってくる気がします。
民間企業は、基本、儲からないことはやらないですからね。
難しい問題です。
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