私と息子はアトピーやアレルギー治療のため、大阪府高槻市にある漢方内科の松本医院に約4年半かかっています。
このブログでは漢方治療日記を中心に、アトピーやアレルギーについて知った事も書いています。
最近松本医院のホームページを見たら、遠隔治療のルールが変わりましたとお知らせが載っていました。
今回は、変更後の遠隔治療のルールについて紹介しますね。
■遠隔治療って?
家が遠くて病院に2~3週間に一度通うのが難しい患者さんには、遠隔治療が行われます。
その方法は、主に電話での診察とお薬の郵送で行われています。
ちなみに私は脱ステロイドによるリバウンド症状がひどかったころ(4年くらい前の話)、出かけるのも難しかったので何度かお薬を郵便で送ってもらったことがあります。
『大阪に住んでるんだから来れない?』と先生に言われたのです、それすら難しい状況でした。
ほんとに感謝です(^^)
ただ今は、家から遠い人限定になっています。
関西はもちろん遠いことにならないと思いますが、どの辺りから遠いになるのかは、実際問い合わせてみることをおすすめします。
■これから保険診療でかかろうとする人の遠隔治療のルールとは?
松本医院では、保険診療と自費診療を患者さんが選べるようになっています。
費用のことを考えるとまずは保険診療を選ぶ人が多いでしょうから、保険で遠隔治療を受けるときのルールについて書きますね。
平成30年4月から初診の人は、こうなったそうです。
①診察で難病外来指導管理料がかかってくる病気(潰瘍性大腸炎、クローン病、シェーグレン症候群などの難病)以外の人は、保険で遠隔治療は出来ません
つまり、私のようなアトピーやアレルギーでは遠隔治療ができないってことです。但し、自費診療だと可能です。
ちなみに、難病外来指導管理料がかかってくる病気(以下難病としますね)の一覧は、ここを見てくださいね。
厚生労働省保険局が運営している『診療報酬情報提供サービス』というサイトに載っていたものです。
http://www.iryohoken.go.jp/shinryohoshu/file/info/b_nanbyou2_1010.pdf#search=%27%E9%9B%A3%E7%97%85%E5%A4%96%E6%9D%A5%E6%8C%87%E5%B0%8E%E6%96%99+%E7%AE%97%E5%AE%9A%E8%A6%81%E4%BB%B6%27
②難病で松本医院にかかる患者さんは、初診から1ヵ月すると難病外来指導管理料が発生します。その後6ヶ月間は遠隔治療を受けられません
なので、難病の方は初診から7ヶ月間松本医院に行かなければ、遠隔治療を受けられないんです。
③初診から8ヶ月目から遠隔治療が可能になりますが、直近12ヶ月で6回以上松本医院に行って診察を受けていることが遠隔治療出来る条件になります
つまり、初診から8ヶ月経っていても、極端な話、その間まったく松本医院に行って診察を受けていないとかはダメで、少なくとも6回は受診しないといけないんです。
④遠隔治療がはじまってその後は、3ヶ月に一度は松本医院に行って診察を受けなければ、以後の遠隔治療が受けられなくなります
かいつまんで紹介しましたが、遠隔治療についての詳しい内容は松本医院ホームページのココを参照してくださいね。
http://www.matsumotoclinic.com/enkaku_h30_4.pdf
またルールが変更になることもあるので、行かれる前に最新情報をホームページまたは電話で確認しておくことをおすすめします。
これからかかろうかと考えている人で家が遠くて2~3週間に一度の受診が難しい人は、参考にしてくださいね。