子育てについて

息子小学校入学に向けてした発達検査を受けて今後進路をどうするか?(その9)

引き続き、息子の来春小学校の進路についてです。


現在は地元の小学校で、普通学級に進むか支援学級を利用するかを考えているところです。


半月くらい前に小学校で面談があって、『その後、どうですか?』の電話が小学校から数回ありました。


いよいよ進路を決めないといけないんですよね。



■旦那と話し合って、一旦は支援学級と考えました


出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/


年中の頃から通っている育児相談の先生から、はじめての事が苦手で落ち着きの無い息子に最初は手厚くフォローしてはどうか?とアドバイスを受けました。


確かに声がけをしてもらったり、特別に見てもらえるのはありがたいことだなと思っていました。


なので旦那とも話して、最初だけ支援学級を利用してみようかという話になりました。


診断が出ているのでもなく、本人に力がないわけでもないので環境に慣れるまで、本人の持つ力を発揮しやすいように、例えば1年生の間だけ利用するという風に考えていました。


(最近行った発達検査の結果は、『子育てカテゴリー』に記事を載せていますので、よかったら併せて見てくださいね)


いじめがあるかも?についても旦那は、低学年ならいじめはまだないだろう・・と。


確かにそうだなと思ったので、一旦息子を支援級に進ませることを決めたんです。



■小学校の先生からの電話で気持ちが変わってきました

小学校の先生から電話があって、一旦支援級に進ませるつもりだという話をした後、退級(支援級をやめて通常級にうつる)について聞いてみました。


それはいずれ支援級をやめて通常級にうつるつもりで、勉強についていけないほどの子だと思っていないからなんです。


もちろん今の段階で考えることですが・・・


そうすると退級は年度ごとでなく、基本的に6年間継続なんだと言われました。


途中で退級する人もいるけれどそれは、それまでの課題がクリアできて、新たな問題も出ていないとの認識が保護者と先生で一致した時に退級するものだそうです。


そして一旦退級したら、また課題が出たからといって再度支援級に入ることは出来ないそうです。


まぁ再度入るのを認めてないというのは、分かる気がします。


じゃあ息子に当てはめて考えたらどうなんだろう?と考えてみました。


発達的にはアンバランスさはあれど、概ね年齢なりの発達です。


ただはじめてのことが苦手、集中力が途切れやすいため落ち着きがない・・っていうのは本人の性格というか、まぁそういう子なんですよね。


なので、最初は手厚くフォローしないと本人の持つ力が発揮できず、評価も下がってしまうのでは?という心配からなんです。


けどその性格って、いつ解消できたと判断できるの?って思ったんです。


そう考えると、退級させられないんじゃないんだろうか・・と不安になってきました。


もちろん親の責任で退級させます!とでも言えば、辞めることはできるんでしょうけどね。


ただそうした時に、学校は知らないよ!というスタンスになられても、私としては困るんです。


やっぱり学校に言い方悪いですが、片棒を担がせたいって思っていますから。


子供のことも普通に見て欲しいですから。



■旦那いわく、最初からあえて力が無い子にしてしまう必要はないのでは・・

発達検査の結果や現在通っている幼稚園からの聞き取りで子供に課題があると言われた小学校の先生が、通常級で大丈夫って言うと思うか?と旦那に言われました。


もし通常級でやらせて問題があったら、それこそ先生の責任にされる可能性もあるので、絶対大丈夫とは言わないと思うと。


なるほど・・私もそんな気がしてきました。


どんな子でもそうでしょうけど、絶対大丈夫って言い切れないですよね。


やってみないと。


そのリスクも考えて、支援級をすすめているような気もしてきましたね。


そうだとするならば、基本的に6年間続くであろう支援級を最初から利用することで、子供を力が無い子にしてしまうのはどうなんだろう・・と。


本人に力がないわけではないのでやらせてみて、どうしてもダメならその時、支援級を考えてはどうかと。


支援級を利用しなくても、これまでした小学校との相談記録は新しい担任に引き継ぐとの話でした。


3歳児で幼稚園に入園した時も最初はうろうろ立ち歩いたり、保育の時間も外で1人遊んだりしていました。


最初は連れ戻されたりしていましたが、慣れてくるうちに集団に混ざって園生活を送れるようになってきました。


もちろん、課題はあります。


本当に大丈夫かな・・って思いますし、環境が変わればこれまで出来ていたこともまた一時的に出来なくなる可能性もあります。


そのフォローが35人に1人という通常学級の先生では、出来るのか不安もあります。


それでも、3歳の息子とはもう違います。


小学校に行くことも理解しているし、勉強することも分かっています。


みんながお部屋にいるのに、うろうろしたりおしゃべりが良くないことも分かっています。


あの時より成長しているんです。


最近、はじめての事が苦手な息子を雰囲気に慣れさせたいと思ったのと、現在就学相談をしている小学校の先生からの勧めもあって、小学校の運動会を見学に行きました。


息子は6年生の組体操を見て、『すごいね~』と話していました。


親のひいき目かもしれないですが、息子は息子なりに確実に成長しています。


そう考えると、一度通常級でやらせてみてもいいのでは・・と思うようになりました。


それから軌道修正しても、いいのかも・・


近々、恒例の育児相談があるので、再度、相談してみたいと思っています。


そして小学校の先生には、支援級を利用することのこちらの認識を伝えてみたいと思っています。


通常級または支援級のどちらに進ませても、息子にとって100%こちらがいいってことも無いような気がしてきました。


どちらにもリスクというか、良くないところはあるというか・・


正直あまり時間は残っていないのですが、もう少し悩んでみます。


引き続き息子の進路について書いていきますので、よかったらのぞいてみて下さいね。


グレーゾーンの子供さんの発達が気になる人の参考になれば、うれしいです。

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