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スピッツの名曲『夢じゃない』のPVって見たことありますか?

今回は、大好きなスピッツの話です。


今さらですが、私最近、スピッツの名曲『夢じゃない』のPVをはじめて見ました。


なんだか衝撃的だったので、自分なりの解釈とその想いを書いてみようかと思いました。



■その前に『夢じゃない』のおさらいをちょこっとさせてくださいね(^^)




スピッツのシングル『夢じゃない』ですが、元々この曲は4枚目のアルバム『Crispy!』(1993年)に収録されていました。


その4年後の1997年に『ふたり~Wherever You Are』というドラマの主題歌になったのがきっかけで、急きょシングルカットされたんですよね。


『Crispy!』に収録された曲と言えば、『裸のままで』や『君が思い出になる前に』なんかかシングルになっていますが、この曲がシングルになったのはそのず~っと後なんです。


再評価された名曲ってとこでしょうか。


累計売り上げ枚数は、33.8万枚でシングルとしては、第7位の売り上げです。


スピッツファンとしては、マストな曲ですよね~。


ちなみに、辺見エミリさんもカバーしているそうですね。



■おまたせしました!『夢じゃない』PVはコレです

https://www.youtube.com/watch?v=DIWRNAR-Od0


私もそこそこスピッツファン歴はある方だと思っていましたが、実ははじめてみました。


まだまだですね~(^^;)


見ているとなんていうか胸がきゅ~っと締め付けられるような気分になったのですが、これはどういう意味だと思いますか?


スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』みたいな感じなんでしょうかね??


ちょっと違うか・・


ラピュタを知らないよ~!と言う人は、よかったらネットであらすじを検索してみてくださいね。


ちょっと似てると思いますよ。



■このPV私なりの解釈と感想(多分普通な解釈だとは思うけど・・)

まず、私の解釈です。


これ、主人公がロボットでちょっと表現が曖昧になっていますけど、よく考えるとすごい情景ですよね。


主人公(多分男性)がこの土地で、最後に生き残った一人なんでしょう。


一人ぼっちになった彼は、昔、友人や恋人がいた時代を撮影したビデオレコーダーを肌身離さず持っていて、繰り返し見ています。


あのころは・・と思いにふけったり、もういなくなったかつて自分の周りにいた人のことを思っては孤独を感じるんでしょう。


このロボットに、人間のような心があるんですよね。


もしかすると主人公を人間っぽくすると表現がストレートすぎるので、あえて心をもったロボットという設定にしたのかもですね。


ある日、かつての友人もしくは恋人のような大切な人が壊れていて動かなくなっているのを見つけます。


全然分からないのが、空から落ちてきて黒い穴のようなところに入った大切な人が、ゴミ置き場のようなところに落ちて、捨てられるところです。


それを主人公は見ていて、はっ!としてショックを受けているように見えます。


これは、ロボットの死を意味するんでしょうかね。


主人公は大切な人を自分の家につれて帰り、手足などを修理します。


そして、ここですよ!胸がきゅ~っとなったのは。


主人公は自分の左胸からなにやら棒のようなものを抜き取り、その大切な人の胸にさします。


ここは、なぜか右胸にさすんですよね。


これって自分の命をその大切な人にあげた・・ってことでしょうね。


主人公はその後、息絶えるんですが、命をもらった大切な人もまた、一瞬生き返ったように見えたものの、やはり息絶えてしまいます。


あとは、主人公が持っていたビデオレコーダーだけが回り続けて、その主人公もやがて砂にうもれてしまう・・


で、終わりですよね。


ここからは、感想になります。


主人公も独りぼっちになって、生きていくことに疲れていたのかもですね。


結局、誰もハッピーじゃないっていうか、何だか空しさを感じてしまいます。


栄枯盛衰を表現しているのかもと思いましたが、そこに大切な人に自分の命をあげることが加わってくるので、なんでしょう・・


主人公はどんな気持ちだったんでしょうね。


仮に大切な人を代わりに生き返らせても、その人もまた、主人公や周りの人がいないことで孤独を味わうと思うんですよね。


けどそれでも、大切な人には自分の代わりに生きていて欲しかったのかもですね。


何か、未来があるかもしれないから・・


大病を患った子供に親が、『代わってやれるものなら代わってやりたい』と思うような気持ちに近いのかもですね。


親心のようにも思えました。


感情を入れて見てしまうと、なんだかやりきれないな・・というのが感想です。


どこで見たのか忘れましたが、スピッツの歌詞は『死と性』をテーマにしているとありました。


草野さんがそう言ってたのではなく、雑誌だったか個人のブログだったか、草野さん以外の人がそう言ってたと思います。


確かに最近の『みなと』なんかは、死を連想させますよね。


ん・・今回は何となく、もや~っとした気分にさせてしまったかもしれませんね。


せっかく読んでいただいてるのに、すみません(ーー;)


私はこう思ったよ~などのご意見やご感想があれば、お問い合わせからメールしてみてくださいね。


今後もスピッツについて記事を載せていきますので、よかったらまたのぞいてくださいね(^^)

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