3歳児で幼稚園に入園した息子ですが、夏になってもオムツが外れませんでした。
夏休み前に先生から、『休み中はパンツで過ごしてくださいね』と言われました。
そうだよな・・もうほとんどの子がパンツだし、でも本当に出来るようになるのか不安でした。
■夏~秋の息子といえば・・
バスでおもらしをすると恥ずかしいだろうからオムツをはいて登園、幼稚園についたらパンツにはきかえます。
そして幼稚園ではパンツで過ごし、そのままパンツで帰ってきます。
幼稚園でもらすこともまだまだあって、汚れたパンツやズボンを持って帰ることも多かったです。
幸い、バスでもらすことはなかったのですが、バス停から家に帰る道端で、『ママ~(泣)』という声と同時に、おもらしすることが数回ありました。
靴下や靴までぬれて、ありゃ・・
たいてい、家まであと50メートルのところですね。惜しい・・
きっと、幼稚園でおしっこしないで帰ってきたんでしょうね。
そんな時は、バスに乗る前にはトイレに行くように言うものの、遊んでいて忘れるのか、家まで我慢できると思うのか、なかなかおもらしが無くなりませんでした。
悪いことをしてる、トイレでしないといけないってことは十分理解できていると思うのですが、そううまくはいかないようですね。
うんちもまだトイレで出来たり出来なかったりで、毎日、洗濯が大変でした。
つい叱ってしまうこともあって、叱ったらいけないと分かっているんですけどね。
自己嫌悪になることも、多かった時期です。
なんでオムツとれないのかな・・ってかなり悩みました。
夏休みは、昼間はパンツ、寝る時はオムツでしたが、昼間でもあまりにおもらしが多い日は、そのままオムツの時もありました。
オムツの方が、大人的には楽だったりするんですよね。
トイレトレーニングに疲れていたんだと思います。
■2学期が始まってしばらくして、おもらしがなくなりました
2学期が始まって10月に入ったくらいです。
4歳の前になって、幼稚園のトイレでおしっこができるようになったんです!!
パンツを汚さないで帰って来る日も多くなり、家でも昼、夜もおもらしがほとんどなくなりました。
先生は、『夏休み、家で頑張ってくださったんですね~』と。
『ええ・・まぁ』と答えたものの、実はそんなに頑張っていたわけでもなく、疲れていたんですけど・・と思いつつ。
このことで分かったことは、トイレトレーニングは本人のやる気、あとはその子に合った時期があるってことでした。
いくら大人がトイレでしなさい!って言っても、本人がその気にならないとムリなんですよね。
息子はほとんどの友達がパンツをはいて、トイレでおしっこをしているのを見て、影響されたようです。
私は『友達はもうパンツだよ』とかはほとんど言わなかったですが、子供ってちゃんと見てるんですよね。
パンツになった息子は、『ママ!ボクもパンツ!』とうれしそうでした。
結局、本人の力でもって、4歳を前にオムツを卒業しました。
たまに間に合わなくて失敗することもありますが、年に数えるほどですね。
あれだけ頑張ったり悩んだりしていたのは、何だったの?って思うほど、ホント突然パンツになりました。
■次の難題は立ちションでした
家は洋式便器なのでずっと座っておしっこをしていた息子ですが、男の子は立ちションもできないと不便ですよね。
幼稚園でもそう言われていたものの、一度座ってするのに慣れると、立っておしっこって出ないようなんです。
旦那に立ちションってどうやって覚えたか聞いてみたのですが、分からない、気が付いたらできていたとのことでした。
さすがに私では立ちションは教えられないですから、旦那に任せたものの、なかなか出来ないようでした。
結局、出来るようになったのは、オムツを卒業してから約1年後なんですね。
それは幼稚園の先生が、繰り返し指導してくれたからなんです。
どうするのか聞いてみたところ、
足を開いてズボンを下げて、男子小便器の前に立ちます。
そして、腰を前につきだすようにして、おしっこをすると教えるそうです。
とはいえ、これに1年かかったんですよね。
排泄ってデリケートなんですよね。
一旦座ってすることを覚えると、変えるのって難しいようです。
息子はこだわりが強いところもあるので、それもあるのかなとも思います。
繰り返し、根気強く教えることが大切なんですね。
本来親が教えるべきことなんですけど結局うまく教えられず、幼稚園の先生にすごく感謝しています。
うちの幼稚園は少人数のせいか、排泄だけでなく他の事(たとえばうんていが出来ないとか)でその時できなくても、また別の機会にできない子に対しては個別に指導してくれるんですよね。
先生が面談で、出来なかったうんていが最後まで出来るようになったとか、立ちションが出来たとかそんな感じのことを教えてくれます。
大きい園だとちゃんとできる子はいいですけど、できない子はほったらかし・・って話も聞くので、そういう意味ではこの園は、特にぼ~っとした息子には合っていたなと思っています。
■年長になってうんちのおしり拭きを練習しています
出典:無料写真素材『写真AC』 https://www.photo-ac.com/
最近は、うんちの時のおしりの拭き方を練習しています
それも先生が息子に教えたやり方で、こうするんだよ!とある日、家で見せてくれました。
先生うまく教えるな~と関心しました。
まず、このくらいトイレットペーパーを取ります(適量ですね)
右手にトイレットペーパーを持ち、左手で左足首をつかみます。そうすると、お尻を突き出すような姿勢になりますよね。
先生は、下に手をつくとぬれていたりするので、足首を持つように言うようです。
股の間に右手を入れて、お尻の穴を持っているトイレットペーパーで拭きます。
拭けたらトイレに捨てて、流します。
便座のフタをしめて個室を出たら、しっかり手を洗います。
言葉にすると、こんな感じです。
きっと育児書なんかには書いているんでしょうけど、実際教えてもらわないと、なかなか出来ませんよね。
まだきれいには拭けないので仕上げ拭きをしていますが、やり方は分かったようで、もうすぐ排泄は1人で出来るようになりそうです。
ちなみに、おしりふきってすごく便利ですよね。うんちの後だけでなく、手や口を拭くのにも重宝しています。
何と言っても安いですし、周りのママ友でもオムツはとうの昔に外れているけれど、まだおしりふき買っているって人、結構いるんですよね。
あとうちの幼稚園は、意図的に和式便座もあるんですよね。
小学校ってまだ和式も多いので、それに慣れるためだそうです。
そのせいか、いつの間にか和式でしゃがんでおしっこできるようにもなっていました。
うんちは、和式でしたのを見たことはないんですけどね。
2歳くらいからはじめたトイレトレーニングですが、幼稚園の先生の力も借りながら、やっとここまで来た感じですね。
子供のトイレトレーニングに悩んでいる人の参考になれば、うれしいです。