今回は息子(7歳)のアトピーレポートです。
大阪府高槻市の漢方内科、松本医院で漢方治療を続けています。
前回から約2ヶ月経って、すっかり寒くなりました。
空気も乾燥していてかゆいんじゃないかなぁと思うのですが、昼間に汗ばんだ時の方がかゆがります。
あとは、お風呂に入っている時とかですね。
手首がきれいになってきたのが、うれしいです(^^)
■2018年12月、手の写真です
まずは右手からです。
腕の関節ですが、前回よりはブツブツが減っていてかきつぶした傷も少ないです。
触った感じはやっぱりザラザラしていますが、少し良くなったかな?と思います
それよりよくなったのが、手首です。
かゆみの範囲が小さくなって、きれいになってきました。
冬の間はこんな感じかもですね。
次に左手です。
腕の関節は変化なしです。
傷も前と同じくらいありますし、ひっかき傷が痛いようです。
それでもかゆみの方が勝つこともあって、ボリボリかいています。
手首は右手同様きれいになってきて、触った感じはざらつきも少なくてほぼ普通の肌です。
段々アレルゲンと共存できる体質に変わってきたのかな・・とうれしく思っています。
■2018年12月、足の写真です
まずは足首です。
右はちょっと良くなっているかも?ですが、左はかゆみが以前より落ち着いてきたようで傷が随分減っています。
お風呂上りや布団に入ったらボリボリかいていますが、夏場のように靴下を脱いでまでかくことはありません。
汗をかかない分かゆみも少なく、傷も少ないようです。
また手首同様、アトピーが良くなってきたのかもですね~。
最後は膝の裏です。
ん・・・
傷は少し減ったように思いますが、ここは結構かゆいようです。
アトピー特有の肌の黒ずみもまだあって、なかなかよくならないですね。
■今回の写真を見て思うこと
手首とかを見るとよくなってきたな~と思うのですが、腕や足の関節を見るとアトピーっぽい肌をしています。
空気の乾燥は息子のアトピーにはあまり影響がない感じでホッとしていますが、お風呂や汗ばんだ時などはかいていますね。
なぜ温まるとかゆいんだろう・・、血流がよくなるからかなぁとネットで調べていたら、大阪大学でこんな研究がされていました。
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2012/07/20120712_1
難しい内容なんですけど、皮膚にあるアーテミンと言われる神経に関わる因子が温まると蓄積されてかゆみを起こすようです。
アトピーの場合、それが腕や足の関節に出てくるってことなんでしょうね。
アトピーは体に入ってきた異物(アレルゲン)を排除しようとしてかゆみを起こしているのですから、このアレルゲンと体が共存できたらいいんですけどね。
息子はさぼらずに漢方薬を飲んでいますから、もうしばらくかかるのかもです。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら良くなっていくのでしょうけど、根気がいります。
もちろん最初の頃に比べれば良くなっているんですけど、ここもきれいになったらなぁ・・と思ってしまいます。
今シーズンはまだ風邪をひいていない息子ですが、漢方薬で免疫力アップして風邪やインフルエンザに備えたいと思っています。
今後も時々、漢方治療の様子を書いていきますので、よかったらまたのぞいてみてくださいね。
アトピーやアレルギーが病院でもなかなか治らない、漢方治療ってどうなの?って思う人の参考になればうれしいです。