息子の治療

アトピーの漢方治療開始後1年半が経った2015年春、幼稚園へ

アトピーの漢方治療をはじめて約1年半が過ぎました。


症状は一進一退を繰り返しながらも、ほんの少しずつよくなっているようにも見えました。



■2015年春、幼稚園入園

アトピーが気になっていて幼稚園に毎日通えるか心配だったのですが、一人っ子なので集団生活に早く入れたい気持ちもあって2015年の春に幼稚園に入園しました。





この頃は顔は、目のまわりやこめかみのあたりにざらつきと赤みがありました。


前年の秋には少しよくなったように見えたものの、冬にまた悪化してしまいます。


首もざらざらしていて、耳切れ、腕や足の関節、背中も赤ちゃんの頃よりはマシになっていたものの、かゆそうにしていましたし、赤みもあって引っかき傷も多かったです。


手の甲はちょっと分かりづらいかもしれなですが、赤みと傷で痛々しそうです。


よくなったり悪くなったりを繰り返していた頃です。


ですがこれも、夏に向かうと少しずつまた症状がよくなってきます。肌の乾燥も和らぐせいか、アトピーって軽くなるようです。


担任の先生に、園でかゆそうにしていないか?アトピーの見た目でいじめられてないか?よく聞いていました。


先生は、腕や足をたまにかいているけれど、いつもかいているわけではないと教えてくれました。


また心配していたいじめについても、まだ3歳児なのでそういうことはないですよと言われてホッとした記憶があります。


ただ夏になると、汗でかゆいんじゃないかと思いましたが、かいても傷はあるもののジュクジュクすることは少なく、リンパ液もいつの間にか出なくなっていました。


砂遊び、プールに入った後に塩素でかゆそうにしていたこともありましたが、帰ってから清潔にして漢方の塗り薬を塗るようにしていました。


これらの遊びは正直、肌への刺激を考えると心配でしたが、集団生活だと1人だけ砂遊びしないとかプールに入らないのは、やはりかわいそうかと思いました。


また漢方の先生にも相談したら、『なんでもさせたらええ。そうしたらアレルギーも克服できる』と言われました。


夜中にかいてあげていた体も、この年、徐々に時間が短くなっていきました。


連日だったのが、2日に1回、3日に1回と頻度も減っていきました。


それに伴って子供は朝、サッと起きられるようになりました。


入園前はかなり心配していた幼稚園ですが、風邪で休むことはあっても結局、アトピーで休むことは一日もなかったんです。


幼稚園に行きはじめてから秋以降、親以外が見てもよくなりはじめたと感じるようになります。


たまに会う実家の親にも、『きれいになったね』と言ってもらえるようになりました。


この年の年末です。入園の頃の顔や首のざらつき、赤みもほとんどなく、痛々しかった手の甲も、きれいになっていきました。



体はまだまだ部分的に赤みやざらつき、傷はあるものの、冬にこんなにきれいになったのは、はじめてでした。


服を着ていると、見た目にはアトピーとは分からないまでになりました。


子供の成長もですが、肌がきれいになってきて本当にうれしかったです。


さらに快方へと・・続きます。

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