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私が住む地域の待機児童と学童について、そして今思うこと

私は現在、大阪に住んでいますが、私の住む地域にもそこそこ待機児童がいます。


働くお母さんにとっては、死活問題ですよね。


外に出るのが好きだから働きたい!という人と、生活のために働くという二つのタイプに分かれると思いますが、最近の長引く不景気で、私の周りでは後者の人がほとんどだと思います。


待機児童問題は結局、不況が原因なんですよね。



■私が住む地域の待機児童


出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/


私が住む地域の、待機児童の話です。


認可保育園は常時、待機児童がいて、その空きを待つ間に預ける認可外にも子供が殺到しています。


認可外すら預けられない・・と言う人も、少なくありません。


息子が1歳半になった時、徒歩で行ける認可保育園があったので、そこの一時預かりをたまに利用していました。


ここは親が働いている、働いていないにかかわらず、親の用事や体調、その他資格取得の勉強など、預ける理由は問われませんでした。


育児のリフレッシュしたいから、預ける人も結構いました。


アトピー治療で、ステロイドによるリバウンドで体調をくずしていた時に預かってもらっていたので、ずいぶん助かりましたね。


9~17時まで預かってくれるのですが、当時は子供1人につき、週3日までという制限がありました。


なので、パートをしているお母さんが預けに来ていました。


住宅街にある保育園で親にとっては便利なところにあったので、預かり予約の受付開始日には番号札をとって並ぶ状態でしたが、それでも予約開始時間の10分前に行けば、だいたい希望の日はとることが出来ていました。


ところが少し前に、週3日という制限がなくなり、何日でもとれるようになったんです。


きっと、待機児童を減らそうとしたのでしょうけど。


そうすると、保育園に入れない待機児童でこの一時預かりを連日利用する人が増えてきました。


一時預かりの予約開始日、朝の5時くらいから保育園の門の前に並んで、7時に門が開くと同時に整理券を取ります。


そして一旦帰宅し、10時の受付開始時間に再度行って、実際に予約を取ります。


フルタイムで働いている人は1人につき、一ヶ月22~23日取るわけですから、定員にすぐ達してしまい、私が預けていたころの自分の用事やリフレッシュ目的の人はほとんど預けられなくなったそうです。


まぁ朝の4時とかに保育園に並べば、とれるのかもしれないですけどね(^^;)


もう実質的には、一時預かりじゃなくなってるんですよね。



■幼稚園はガラガラ

ちなみにうちの息子は3歳児で入園してすぐの夏休みは、その保育園に少し預かってもらったこともあったのですが、幼稚園の預かりの方が利用料が安いため、そちらに長期休みは連れて行ってます。


また幼稚園がある平日でも、私の通院や用事があるときは、16時や17時まで預かってもらうこともあります。


幼稚園にもよると思うのですが、息子が通う幼稚園は定員になるほど預ける人がいなく、例えば平日の17時まで預かって欲しいとしても、当日の朝、バスの先生に言えばOKなんです。


これは、かなり助かっています。


この幼稚園の預かりを利用してパートで働くお母さんも多いのですが、幼稚園自体お母さんが働くこと前提になっていないため、平日で預かりがない日もあるんですよね。


行事の前の日、夏休みなどの長期休みでも園の都合でない日もあります。


そうすると祖父母や旦那さんに頼りながら働いているのですが、やぱり働く日を調整できるパートにする人がほとんどですね。


フルタイムで誰も頼れない人は、幼稚園には通わせてないと思います。


ただ最近は、夫婦でフルタイムという家庭も増えていますからね。


保育園は大人気ですが、幼稚園はと言えば、だんだん子供の数が減ってきてるんです。


通常だと14時や14時半に終わる幼稚園が、時代に合わなくなってきているんでしょうね。


少し前に出来た『こども園』という幼稚園と保育園が合体したようなところもありますが、保育園の方が人気のようですし。



■近くの小学校学童といえば・・・

小学校の学童ですが、これも大人気です。


3年生まで学童に入ることが出来るんですが、今春の1年生で学童を希望する親が多く、3年生は学童を出てくれないか打診があったそうです。


ここでも、椅子とりゲームみたいな感じですね。


大阪市内だと年間500円で、親が働いているいないに関わらず、学童を利用することが出来ると友人がいいます。


かなり、恵まれてますよね。


資金力の違いなんでしょうね、きっと。



■待機児童で思うことそして、あと月にいくらあったらいいですか?

全国的に見れば、待機児童って一部の地域だけで、田舎の方は全然入れたりするんですよね。


田舎だと、祖父母の協力も得やすいので、子供が3人や4人も珍しくないです。


田舎に住めば・・という人もいますが、そしたら働き口がないので生活できないってなりますよね。


保育園を増やして~という声もありますが、実際増えているんですけど、それ以上に預けたい人が激増しているので追いついていないんです。


出来れば子供が小学校低学年までは働くとしてもパートにして、家事や育児の負担にならない程度の働き方で、その分、家計を切り詰めるのがいいんじゃないかと個人的には思うんですね。


けど、そうも言ってられなくて、少しでも多く稼ぎたいって気持ちも分かります。


そんな私は、周囲に頼れる人が全くいないので今は家にいますが、働ける環境であれば行ってると思います。


もし働くとして、月にいくらあったらいいの?ってよく考えるんです。


わが家の場合です。


手取り5万なら生活費の補填と、少しゆとりのある生活が出来ます。


たまに近場の旅行や外食、子供の塾や習い事を考えるんじゃないでしょうか。


けど、車の買い替えや維持費、家の税金、家の修繕などのちょっとまとまったお金のことを考えると、足りないんですよね。


さらに子供の教育資金、自分たちの老後を考えると、すっごく不安になります。


子供手当ては、貯金していますけどね。


じゃあ・・って考えると、やっぱり夫婦フルタイムの共働きだと、ずいぶん不安は解消できそうです。


って子供がいたら、なかなか難しいですけどね。


この記事のはじめの方にも書きましたが、待機児童の問題は結局、男性の年収(手取り)が増えないからに尽きます。


旦那さんの給料が上がれば、子供が8歳とか10歳まで奥さんは外に出なくてもよくなりますよね。


保育園や待機児童って言う前に、やっぱり現役世代の景気対策ですよね。


景気対策って結構長く言われてますけど、もうどうにもならないんでしょうか・・・

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