アレルギーについて

アトピー治療のステロイドって何?使っていいの?ダメなの?

アトピー治療にもよく使われるステロイドですが、一部では怖い薬、やめられなくなる、長期間にわたって常用しないように言われることもあります。


私自身、脱ステロイドをしてアトピーやアレルギーの漢方治療を3年半してきたわけですが、今回はステロイドについて思うことを書いてみます。



■そもそもステロイドって何?


出典:フリー画像サイト写真AC https://www.photo-ac.com/


アトピーの薬というイメージが強いですけど、ステロイドは体の中で作られるホルモンの一種です。


元々、人間ならだれしも体の中にあるものなんです。


ステロイドホルモンは、『副腎皮質ホルモン』とも言われ、腎臓の上にある副腎という臓器で作られるホルモンなんです。


そして、体の中で作られている副腎皮質ホルモンを人工的に作って薬にしているのが、ステロイド薬です。


この副腎皮質ホルモンには、抗炎症作用があります。


使うと、かゆみや痛み、腫れなどがひいてきます。


体の中で炎症が起きるのは、原因があります。


それは、体の中にウィルスや細菌などの異物が入り込んだときです。


アトピーやアレルギーなら、花粉や卵、牛乳のようなアレルギー物質(アレルゲン)にあたります。


この炎症を抑えてしまうのが、ステロイドなんです。


体を異物から守ろうとして炎症を起こしているのは、免疫ですから、炎症を抑えることはすなわち免疫を抑えることになります。


炎症は、異物と免疫との戦いによって起きる人間にとっては不快な症状ですが、免疫が働いている証拠でもあります。



■アトピーやアレルギー治療にステロイドは使っていいの?ダメなの?

結論から言うと、NOです。


ただし、これを使わないと死ぬかもしれない・・という状況にのみ許されるものだと考えています。


なぜなら、ステロイド薬がなくても、アレルギーやアトピーが楽になってきましたし、IgE抗体を下げることも出来たからです。


漢方治療をはじめるまで、私も普通にステロイド剤を使っていました。


一時的に見た目がきれいになったり、かゆみや痛みもなくなります。


これって免疫を抑えているからで、決して治しているわけではないです。


アレルギーの素因をみるIgE抗体の値も、下げます。


薬を使い続けないといけないものの、ずっと免疫を抑え続けていられるのなら、それでもいいのかもしれません。


けれど、免疫は抑え続けると、やがて副作用が出始めます。


皮膚がうすくなる、皮膚が黒ずむのはまだましな方です。


人によってはステロイドが効かなくなり、アトピーが悪化したり、湿疹が体に出来始めます。


鼻炎があると症状がひどくなり、鼻がつまって眠れなくなったり、蓄のう症になることもあります。


こうなると、もう打つ手がなくなります。


薬を使っていても効かない、薬をやめても肌がジュクジュク、鼻炎もひどい・・


副腎から出るステロイドホルモンは、必要な量を人間の臓器の中で一番大切な脳の視床下部でコントロールされています。


多すぎず、少なすぎず。


生命の危機に陥るような重大な状況にならないよう、出す量を調整しています。


ところが、ステロイド薬は無限です。簡単に手に入りますよね。


ステロイドは使えば使うほど、病気から体を守ってくれる免疫力は低下していきます。


免疫力を下げて、人間の体にとっていいことなんか一つもありません。


病気にかかりやすくなるんですから。


ステロイドは麻薬というか中毒性があると思うんです。


使っているときは楽だけれど、やめるとまた症状が出てしまう。


そのうち、弱いステロイドでは効かなくなって、より強いステロイドを使うようになってしまう。


以前は使っていたけれど、今は副作用が怖い薬だな・・という印象で、子供にも使わせたくありません。


ステロイド薬などの免疫を抑える薬は、一時的に症状は楽になるけれど、アレルギーやアトピーが完治することはないと私は思っています。

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