アトピー治療を漢方でしている中で、ミミズ腫れのようなじんましんが出ることがあります。
何かにあたったのかな・・と食べたものを思い返しても、特に思い当たるものはないんです。
■じんましんはほっておくと自然に消える
最初はすごくびっくりしたんですけど、先生に相談したらほっておくように言われました。
そのうち消えるんですって。
え?!と思ったんですけど、本当に一晩経ったら消えていました。
すごくかゆかったんですけど、何だったんでしょうね。ちょっと調べてみました。
■じんましんもアレルギーの一種でアトピーの軽い版
じんましんも何かのアレルゲンに反応して、皮膚が赤くミミズ腫れになるんです。
アトピーと同じ理由なんです。
でもアトピーは皮膚のすぐ下でアレルギー反応を、起こします。
そしてかゆみを起こし、引っ掻いてアレルゲンを外に出させようとします。
必ず、傷が出来ますよね。
何度もかいて傷を作って、傷が治ってまたかいてを繰り返します。
そうしてどんどんアトピーを起こしているうちに、皮膚のすぐ下で徐々に免疫がアレルゲンと共存し始めます。
皮膚のすぐ下で共存がはじまると、今度は皮膚の深いところで免疫とアレルゲンとの戦いがはじまります。
この皮膚の深いところで起きる炎症が、ミミズ腫れのようなじんましんだそうです。
アトピーの不発型で、このじんましんが頻繁に起きるようになると、そろそろアトピーも完治間近と先生はおっしゃいます。
■であれば、息子もゴールが近いのかな?
息子のじんましん?ブツブツ?はごくたまに起きる程度なので、もっと頻繁に起きないとダメなのかな。
けれどこのブツブツはミミズ腫れっぽくないので、違うのかもですね。
これも、数時間で消えたんですけどね。
私がしている漢方治療でのアトピー、アレルギー治療の一応のゴールは、アレルギーの素因を見るIgE抗体の値が、徐々に上がった後、下がり始めることを指します。
私は治療開始後3年でこのIgE抗体が下がったのですが、息子はしばらく血液検査がなかったので、上がっているのか下がっているのか分からない状態です。
けれど、私よりかゆそうにしていたり、鼻水グスグスもあるので、もうしばらくかかるのかなとは思っています。
IgEが下がる=アレルギーが起こりにくくなる体質に変わるということですから、体感的にもアレルギー症状はかなり軽くなっています。
漢方薬で免疫を上げるのですから、風邪もひかなくなりますし、これまでになかったアレルゲンと出会っても、短期間で共存できるようになります。
息子の治療レポートも今後していきますので、そちらも併せてご覧くださいね。