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大阪北部地震で赤ステッカーが貼ってある住宅のケースでも支援金出ず・・やっぱり地震保険が要るの?

大阪北部の地震から約半月が経ちました。


最近は大きな余震もなく、日常生活も落ち着きつつあります。


ただ、近所にはブルーシートのかかった屋根や外壁に亀裂の入っている家も見かけられます。


屋根を直してほしくても3ヶ月待ちというのですから、困っている人も多いんです。


最近、こんな話を聞きました。


と・・その前に、地震で家が壊れたら?の話を先に少し書きますね。



■地震で家が壊れたら・・


出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com


地震があって家が壊れたら、軽微なものでもまず市町村が発行する罹災証明書をもらいます。


そこで全壊や半壊、一部損壊などの判定を受けます。


今回の地震では住宅の全壊や半壊より一部損壊のケースがかなり多く、近所でも一部損壊ばかりなんです。


瓦がずれたり落下した、壁の一部にひびが入ったとかですね。


ちなみに全壊は損害割合が50%以上、40%以上50%未満を大規模半壊、20%以上40%未満を半壊と言い、20%に満たないのが一部損壊なんだそうです。


これは、国が定める被害の認定基準です。



■赤ステッカーが貼ってある住宅(一部損壊)のケースでも支援金は出ず

私が聞いたお宅では、応急危険度判定を受けて『危険』という一番上の赤色ステッカーを貼られたのに、損害割合が20%に満たない一部損壊と言われたそうです。


家の出窓が、ぐしゃぐしゃに壊れたという話でした。


この応急危険度判定というのは、地震があると応急危険度判定員が危険度を判定して、その建物にステッカーを貼ります。


市町村に言えば見に来てもらえますし、見た目に被害が大きければ判定員の人が来て貼っていくそうです。


ステッカーは3段階あって、緑は安全、黄色は要注意、赤は危険となっています。


余震による倒壊の危険性を持ち主や周囲に知らせ、二次的災害を防止するために行われています。


ちなみに全壊や半壊、一部損壊の定義、また応急危険度判定については、ここに詳しく載っていました。


よかったらチェックしてくださいね。
http://thevote.jp/tokushu/2016/06/zenkai-hankai/



■先ほどのお宅の話では壁でもぶち抜かないと半壊にならないのかも・・

先ほどのお宅の話では、『部屋の壁でもぶち抜かないと半壊にならないなぁ・・』と話していました。


家(の一部?)がくずれて来る危険度が高い(赤ステッカー)=全壊や半壊ではないってことですね。


現行の国の制度では一部損壊のケースでは支援金が出なく、自腹で直さないといけなくなるんだそうです。


ただ今回は一部損壊のお宅が多かったので、大阪府の独自案として集まった義援金をそちらに充てる、もしくは銀行からの無利子融資も検討されているそうです。


こちらのニュースに載っていました。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/180627/20180627032.html


今後の動向が気になるところです。



■火災保険は入っているけれど、地震保険は??

わが家は今回、幸いにも家が壊れなかったんです。


ちょっと物が落ちてきたくらいで、お皿も割れませんでした。


近所では、高価な食器が割れたけれど保険に入っていたのでちょっと安心という話を聞きました。


火災保険って入っているお宅も多いかと思うのですが、地震保険ってどうですか?


わが家も入ってなかったんです(^^;)


そういうお宅、多いんじゃないでしょうか?


うちが入っている火災保険は5年更新で、当時契約の時にすすめられた地震保険は1年更新でした。


確か1年更新しかなかった記憶があります。


値段はちょっと忘れたのですが、火災保険に比べて随分掛け金が高いな~という印象でした。


ただ、今回のことでやっぱり地震の備えもあった方がいいのでは・・と思うようになりました。


家を直すって、ちょっとしたことでも高いですからね。


いくらくらいなんだろう?掛け捨てだし出来れば安く入れないかなぁと探していたところ、ネットで保険会社各社の見積もりが一括でもらえるところを見つけました。


基本的に地震保険って火災保険とセットで契約する必要がありますが、すでに火災保険を契約されている人向けに単独で地震の被害への補償が受けられるものもあります。


手軽で思っていたより安く入れることが分かったので、地震保険っていくら?この際、火災保険も安くしたいって思う人は試してみてくださいね。

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