2017年春、子供の漢方治療をはじめて、約3年半になります。
その間、一日も休まず漢方治療を続けてきました。
この3年半で子供は免疫を上げながら、たくさんのアレルギー原因物質(アレルゲン)と共存できる体になっていきました。
砂遊び、お水に含まれる塩素、卵、花粉などその他、何か分からないものにも反応していたに違いありません。
今でも完治というわけではないですが、かくのはお風呂に入っている時と、お風呂上りの薬を塗っている時がほとんどです。
たまに汗をかくと、腕や足の関節をかきますね。
かゆくて眠れないということはなくなり、夜中自分で寝ぼけながらポリポリかいては、また寝てしまいます。
かゆみで親を泣いて起こすことも、なくなりました。
その程度のかゆみになったんです。
■漢方医院でのはじめての血液検査
2016年12月に、漢方医院で子供の血液検査がありました。
この病院では子供の聞き分けがつくようになってから、血液検査をしているようです。
5歳になっているので、小さい頃とは違い、何をされるのかある程度理解できています。
注射なの・・・?という感じで、明らかにイヤそうでした。
イヤなことはイヤ!と言うようにもなりましたし、5歳の子供をまさか押さえつけて・・というわけにもいきません。
納得させるまでが、結構大変でした。
先生は経験豊富なので、ある時子供にこう言いました。
『先生な、おいしいお菓子をもらってん。これ君にあげるわ。これ食べたら次、注射するって約束できるか?』
なるほど・・次か。
子供
『わかった!』
その日もらったお菓子を食べさせながら、先生と約束したよ!と言い聞かせたはものの、2週間後の次回はちょっとソワソワ。
直前になって帰りたそうにしながら、涙ぐむ息子。
私も息子の前に血液検査があったので、すぐ終わるし全然痛くないよ~とアピール。
この日は、もしあばれたりして何かあっても困るので、主人にもついてきてもらいました。
息子についてくれた主人、椅子に座らせて腕を消毒。
針がささった瞬間、『いだい~~!』と泣き出しました。
看護師さんに『手を動かしたらダメ!』と言われて、主人にも腕を押さえられ、泣きながらもじっと我慢する息子。
『はい!終わりましたよ』の声に、ホッとしました。
息子は私に『いたいやんか~!』と文句を言ってましたが、なんとか耐えていたようです。
5歳になってこれはやらないといけないことだ!って実は、分かっているのかもしれないですね。
成長した姿を見たような気がして、とてもうれしく思いました。
帰りは息子の大好きな、ハッピーセットをご褒美にしました。
ご機嫌そうな息子に、ホッとしました。
けれど、痛いことが分かったので、病院に行くたびに『今日注射?』と聞いてくるようになりました。
次は大丈夫かな・・と少し不安です。
■血液検査の結果
血液検査の結果ですが、アレルギーの素因を見る指標になるIgE抗体がなんと息子は結構高く、1424もあったんです。
先生もこれには、
『高いなぁ・・これ上がってるところか下がってきてるところか分からないので、次回見よう』ということになりました。
息子のIgE抗体の推移です。
前回は、ヘルペスで入院した時の検査(2014年1月)で246でした。
それから約3年が経っていて、その間、検査をしていません。
グラフでは右肩上がりに表現していますが、この間、実際のIgE抗体がどう推移したのか分からないです。
血液検査、してないですから。
IgE抗体の値が上がりきってガタンと落ちる、そのタイミングがアトピーやアレルギーが快方に向かっていると判断されます。
(詳しくはママの治療カテゴリーもご覧くださいね)
そうなっていればいいな・・と期待していますが、私と違ってIgE抗体が高そうなので、もう少しかかるかもしれないなとも思っています。
花粉症らしき症状も、少し出始めましたし。
この点は、今後の推移を見て、こちらにも載せていきますね。
今も漢方の煎じ薬と2種類の漢方塗り薬、ひどい傷が出来たときだけヘルペスの軟膏を塗っています。
小学生になるまでにIgE抗体が下がることを期待していますが、こればかりはどうなるか分からないですね~。
次は、2017年4月の写真に続きます・・