私と息子(5歳)は脱ステロイドをして、アレルギーやアトピーの漢方治療を続けています。
つらかったこともありましたが、この治療を信じてもうすぐ丸4年になろうとしています。
今回は、息子が漢方医院で行った2回目の血液検査の結果です。
このたびは1回失敗していたのですが、2回目で採血できて、その結果が出ました。
■気になるIgE抗体はグン!と下がりました
息子の検査結果を見た先生は、『これが免疫寛容や!』と言いました。
アレルギーの素因を見るIgE抗体が下がることを、免疫寛容と漢方の松本先生は言います。
これは、世の中にあるアレルゲンと体が共存できるようになってきたことを現しています。
IgE抗体の推移です。
前回は1424、そして半年後の今回は411です。
1000以上、下がっています。
もちろんこの間、免疫を抑えるような薬、つまり薬で強制的にIgE抗体を下げるようなことは一切していません。
漢方薬を飲んでいただけです。
なので、アレルギー体質が漢方薬を使って免疫を上げることで、改善されたんですよね。
アレルギーの強い人ほど、このIgE抗体って高いですから。
この結果にいい意味で私、ビックリしています。
意外と子供の方が、下がりだすと早いのかもですね(^^)
やっとここまで来た~!って感じで、ほんとつらかった日々も諦めずに頑張ってよかったって思っています。
ちなみに、以前ヘルペス(カポジ水痘様発疹)で入院していた息子なので、ヘルペスの値も分かるのでは?と思っていたのですが、今回、先生が忘れていたのかヘルペスの数値は出ていませんでした。
ほぼ同時期にした私の検査では、ヘルペスも出ていたのに・・
またの機会に・・と言われましたが、ちょっと残念です。
■ハウスダストとヤケヒョウヒダニの値もグンと下がりました
前回(2016/12)の結果です。
今回(2017/6)です。
半年前の2016年12月にはハウスダストが250だったのが、今回、38.80でした。
またヤケヒョウヒダニも、280から41.10へ下がりました。
この二つが前回、値が特に高かったので、先生も注目していたようです。
先生は、『こうやって下がっていくんや!ステロイド使ってたら一生下がらんよ』と息子と私に言いました。
ほんと、そうなんでしょうね。
アレルギー体質が、徐々に改善してきています(^^)
■免疫力を見るリンパ球の値は?
血液中のリンパ球の値ですが、私の場合は長く続けてきたステロイドや抗アレルギー薬で、値が基準値より下がっていました。
このリンパ球は免疫に深く関係していて、風邪やインフルエンザなどの病原菌をやっつけてくれるものです。
免疫が上がってくると、この値も基準値(18~59)に入ってくるようになるので、松本先生はよくこの値もチェックされます。
息子のリンパ球の推移です。
さすがに私のようにステロイドを多く使っていたわけではないですから、ずっと基準値の範囲におさまっています。
ただ漢方治療に出会うまで症状を抑える治療をしてきたこともあるので、基準値内とはいえ、生まれた頃よりは下がり気味でした。
それが今回、少し上がってきました。
免疫が上がる=病気にかかりにくくなることですし、アレルゲンと共存できる体質に近づくことですから、これもよくなってきたな~と喜んでいます。
今回、IgE抗体、ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ、リンパ球とも値が改善されていて、この3年半の漢方治療の結果が数値で分かるようになりました。
■見た目はどうなの?
じゃあ、見た目もきれいになった?って思いますよね。
それが、最近書いた息子の記事にもありますが、実は悪化しているんですね。
手足の関節や、手首や首もかくようになりました。
今はこんな感じです。
傷になっているのはヘルペスによるもので、かゆいのはアレルギーの原因物質(アレルゲン)を体外に排出しようとする働き(つまり、アトピー)によるものだと言われました。
幼稚園ではプールもありますし、夏場は汗もかきます。
そんなこともあって、『かゆい~』と言いながらひとしきりかいた後、『痛い~』と言います。
数値的にはよくなっているものの、かゆみがなくなる、傷にならなくなるには、もう少し時間がかかりそうです。
これからまだまだ、IgE抗体も下がるのかもです。
というのも、私が今、グンと下がって50くらいですから、それに近くなるような気もしています。
私の方も、手湿疹が悪化していますけどね(^^;)
今後も息子の様子を引き続き載せていきますので、よかったらまた見にきてくださいね。
子供のアトピーやアレルギーに悩む人の参考になれば、うれしいです。