今回はわが家の小1息子が、ごはんのイスとお別れするのに泣いてしまった話です。
NHKの『みいつけた!』という子供番組がありますが、その中で歌われている『グローイング アップップ』のようなことがあったんですね。
子供が成長するに従って使わなくなった三輪車やご飯を食べる時に使っていた椅子とお別れする歌で、親御さんの間でも『なんだか泣ける!』と評判な曲なんです。
■こんな椅子をずっと使っていた息子ですが・・
息子が生まれる前に買ったバウンサーと呼ばれるゆりかご&椅子があります。
赤ちゃんの時はここで寝かせ、大きくなったら離乳食を食べるのに使ったりとかなり重宝した椅子です。
普通は3~4歳くらいで卒業するのでしょうけど、息子は小1までこの椅子でご飯を食べていました。
まぁまだ座れるしいっか・・と思いつつ、けれどそろそろ卒業かなとも思っていました。
そんな時、義弟宅に赤ちゃんが生まれることが分かり、この椅子を譲ることにしたんです。
椅子を譲る前日、息子に『この椅子と明日でバイバイだよ。もう赤ちゃんじゃないからね。いとこにあげるから』と説明しました。
すると、急にポロポロと涙が・・
『別れるのがさびしい・・』と言います。
そしてしばらくすると『さよなら!元気でね。ちょっとさびしいけどね』と言いながら、椅子をなでていました。
『大切にしてくれるかな・・』って。
自分も荒っぽい使い方してたんですけどね(^^;)
そっか・・
感情も成長した息子に気がついて、子供はいつの間にか大きくなってるんですね。
そして、大きくなった息子にちょっとさびしさを感じてしまう私でした。
ベビーカーやチャイルドシートも一緒に譲る予定なので、いよいよ赤ちゃんのものは随分なくなります。
まぁこれからも小さくなったものを処分していくことになるんでしょうけど、何だか複雑な気分です。
■『グローイング アップップ』の歌詞ってこんなの
NHKのホームページに載っていた『グローイング アップップ』の歌詞です。
https://www.nhk.or.jp/kids/miitsuketa/song/page12.html
この曲、作詞は宮藤官九郎(くどうかんくろう)さん、作曲は星野源さんです。
宮藤さんは脚本家、俳優、作詞家に作曲、放送作家に映画監督と多彩な才能を持つ方で、テレビドラマ『木更津キャッツアイ』や『池袋ウエストゲートパーク』などが有名です。
一方の星野さんも、映画ドラえもんの歌やドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に俳優として出演したり、最近は紅白にも出ている有名な方ですよね。
歌詞には、
『♪イスがおおきくなったのか キミがおおきくなったのか ボクはちいさくなれないよ イスはおおきくなれないよ』
『♪さようなら ごはんのイス せいちょうするって こういうこと?』
『♪さようなら げんきでいて おわかれするって こういうきもち?』
とあります。
まさに今の息子の気持ちなんだなぁ・・と思ったりして、涙がポロポロ出てしまう息子をよしよししたのでした。
親もさびしいよ・・大きくなる息子を見て、そうも思ったのでした。
どんな歌だっけ?って思う人に、この曲が入ったみいつけた!のDVDダイジェスト映像を見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=9xEeT1lpFqk
フルであったらよかったのですが、多分著作の関係かな・・と思います。
ちなみにDVDはコレです。
よかったらチェックしてみてくださいね。