２０１３年年末～２０１４年年始、ヘルペス（カポジ水痘様発疹症）が悪化したので約１０日間入院していた息子ですが、症状が治まったので退院することになりました。
■退院そして漢方治療再開
そして、退院したその足で、漢方医院に行きました。
子供のヘルペスが良くなったことを確認してもらった後、また漢方治療を再開することになりました。
ただしばらくヘルペス剤（顆粒）は続けるように言われたので、ジュースに顆粒を入れて飲ませていました。
ジュースの味が変わるので、ん？と思っていたようですが、遊びながらでも少しずつでも飲ませるようにしました。
熱があったら、漢方風呂はやめるように言われました。
幸いにも熱が出ることはなく、毎日少しの時間でも漢方風呂につからせるようにしていました。
アトピーは入院前と同じで、腕や足、背中、顔に赤みがあって、ところどころジュクジュクしたり、乾いている部分の肌はザラザラしていました。
見た目にアトピーと分かる状態でした。これは春です。
かゆみも同じで、毎日かゆいかゆいの日々が続き、親も寝不足の日々が続きました。
■２０１４年、アトピーは一進一退の状態を繰り返す
退院後の２０１４年は、一進一退の状態を繰り返していました。
漢方治療をはじめて、１年半くらいはそんな感じでしたね。
顔、手の甲、腕、足、背中、首、耳切れがよくなったり、悪くなったりを繰り返すんです。
特に空気が乾燥する秋、冬は、悪化しやすいです。
相変わらず体をかゆがることが多く、毎日のように夜中もかいてあげていました。
けれど去年の冬と今年の冬って比べると、確実によくなっている感じはありました。
アトピーの範囲が小さくなっていたり、ジュクジュクが乾燥した赤みに変わったり。
劇的によくなっているわけではないですが、ほんと少しずつゆっくりと。
この年の夏です。
そして秋です。
この秋の写真、春と比べて手の甲も少しずつ治ってきていますし、顔のざらつきはあっても赤みが減ってきています。
体の方もこんな感じで、ジュクジュクが乾燥した赤みに変わり、赤みが消えて肌色のザラザラになります。そして範囲が、小さくなっていきました。
かゆみはまだあるようで、よくかいていたので、家の中が粉だらけでしたが。
ほんと季節が変わるごとにゆ～っくりなんですけど、良くなってきているんですよね。
悪くなることもありますけどね。けど、３歩進んで２歩下がる感じですね。
この頃、たまに近くの保育園に一時預かりに連れて行くこともありました。
お昼寝の時間にかゆがってなかなか寝なかったり、おやつの前に手を洗うのを嫌がったそうです。
手の甲がアトピーでジュクジュクしていて、お水や石けんが痛いんです。
保育園の先生や周囲のママたちに、ちゃんと治療しているの？って目で見られていることは分かっていました。
子供を心配してだと思うのですが、見た目がひどいとそう思われますよね。
漢方治療しているので大丈夫！といつも答えてはいましたが、正直なかなか治らないことを気にしていた時期でもありました。
もちろん、治療を止めようとは思わなかったですが、周囲の目も多少は気になるものです。
普通にふるまってはいましたが、この子、絶対きれいになるんだから、ほっといて！と内心思うこともありましたね。
そんな中、２０１４年の終わり頃には入浴剤は必要なしと言われ、子供も煎じ薬と塗り薬の治療になりました。
ヘルペスも少し落ち着いてきたのでまた出てきたら飲むということで、とりあえず顆粒のお薬も飲まなくてよくなりました。
入浴剤とヘルペスのお薬がなくなったことで、治療費が下がったので、内心ホッとしたのを覚えています。
■子供の漢方煎じ薬デビュー
２０１４年の秋の話です。もうすぐ３歳になろうとしていました。
漢方治療中に子供が風邪をひくことも多く、葛根湯の生薬をよくもらっていました。
アトピーの煎じ薬よりは飲みやすく、葛根湯を鍋で煮出してはカルピスの原液と混ぜて飲ませていました。
カルピスの量を多くするとあまり漢方の味を感じないのか、嫌がることもなく飲めるようになっていました。
葛根湯が飲めるならということで、入浴剤と並行しながら子供にもアトピーの煎じ薬が処方されるようになりました。
当時は私の煎じ薬と同じものでしたが、煎じ薬が少量なので、いつも鍋を分けて沸かしていました。
ちなみに５歳になった今も、この煎じ薬はカルピス原液と混ぜて飲んでいます。
カルピスには乳酸菌や酵母が入っていて、免疫力を高める効果があるようですね。
そのおかげでしょうか。今年度は幼稚園皆勤賞でした。ほんと、強くなりました。
夕方に３７度少しの熱があっても、一晩寝たら治るんですよね。それに、今年はインフルエンザやノロにも罹りませんでした。
これが免疫力か～って実感しています。
ちょっと話がそれてしまいましたが、次は幼稚園に入園するお話に続きます・・・
