息子(5歳)も私と一緒にアトピーの漢方治療を続けていて、赤ちゃんの頃よりはきれいになったものの、手足の関節がまだアトピー肌です。
継続してアトピーの写真を載せていますが、今回は2017年8月の写真です。
息子は漢方治療を開始して、もうすぐ丸4年になります。
最近では息子も、アレルギーの素因を見るIgE抗体がガタンと下がったところなので、快方に向かっていると数字には出ています。
現在は400ちょいで、まだ高い方ですが。
ただ、どうも血液検査の結果とアトピーの症状は必ずしも一緒ではないようで、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
もしかすると、まだこれからIgE抗体も下がるのかもですね~。
■2017年8月、息子のアトピー写真です
顔や体はよくなっていますので、今、症状が出ているところだけを載せますね。
写真は全て、お風呂上りの薬を塗る前です。
まずは腕の関節です。
左右ともよくかいています。
ざらざらしている範囲が、若干大きくなっているように思います。
ただ、何度もかいて傷を作っていた結果、あまり傷にならなくなってきました。
次は、足の関節です。
こちらも手と同様、よくかいています。
ここ最近一番かいているのが、ここだと思います。
浴槽の中で毎日、激しくかいていますね。
ここは、赤みやざらつきがあって、変にテカった感じにもなっています。
かきすぎると、肌ってテカってくるんですね。
そして、膝の裏です。
ここもざらざらした範囲が広くなってきて、悪化しているな・・という感じがします。
夜寝ていても、眠りが浅い時には足を上げてポリポリかいています。
しばらくしたら、また寝てしまいますけど。
最近は夜も暑く体に汗をかくので、汗のたまりやすいところがかゆいんでしょうね。
最後は、悪化してきた右手首です。
手首は一時期、きれいな普通の肌になっていたのですが、右手首をかくようになりました。
見た目はシワシワで、触るとざらざらします。
■これらの写真を見て思うこと
汗やプールの塩素などの刺激でしょうか。
症状は、悪い方ですね。
引っ掻き傷が出来にくくなってきて、お風呂前の消毒はあまり痛いと言わないですが。
私も以前、体のアトピーで経験していますが、この治療は何度も何度もかいているうちに、傷が出来にくくなるんです。
肌が強くなっていくのだと思います。
ステロイドの副作用の一つに、皮膚が薄くなると言われています。
薄い皮膚だと、かゆみで引っ掻くとひどい傷になってしまいます。
アトピーの人にかいてはいけないというのは、至難の業というか無理ですから、皮膚はしっかりしている方がいいですね。
■今後は秋になると、また症状が変わると自らの経験で思います
とはいえ、かゆみがなくなるのが一番いいのですから、息子は今出会っているもの、そしてこれから出会うたくさんのアレルゲンと共存していかないといけないようです。
これには、免疫力アップが必須になりますが。
ざらざらした手足の関節を見て、かわいそうだな・・って思うこともありますが、もう少し良い状態だったこともあるので、気長に治療を続けたいと思っています。
季節が変わると汗もかかなくなりますし、気温や湿度も変わります。
季節性のアレルゲンに今反応しているのであれば、秋になるとちょっとよくなるかもと少し期待をしています。
私のときもそうだったんですが、脱ステロイドによる地獄のようなリバウンド症状を経て少し良くなってくると、季節が変わるのに合わせて症状が何かしら変わるんですよね。
良くなることもありますし、逆に悪くなることもあります。
それを繰り返しているうちに、ある時、おや?最近、ここかゆくないな~って気がつくんです。
鼻炎や目のかゆみも、良くなっていくプロセスは同じです。
私や松本医院にある患者さんの手記がそうなので、息子もそれに違いないと思っています。
幸い夏場はのどが渇くので、カルピス原液に混ぜた漢方薬もよく飲んでくれています。
次は、少しよくなってくれればいいなと期待しています。
今後も息子のアトピー写真や様子を載せていきますので、よかったらまたのぞいてくださいね。
アトピーやアレルギーに悩む人の参考になれば、うれしいです。