現在5歳の子供のアトピーですが、漢方治療(脱ステロイド)をはじめて、3年半が過ぎました。
前回は2017年1月に撮った子供のアトピー写真を載せましたが、今回は約3ヵ月後の2017年4月の写真を紹介します。
読みたい場所へジャンプ
■顔の写真です
以前の記事にも載せましたが、これが生後2ヶ月、顔全体が赤くて、ほっぺたジュクジュクの写真です。
次は、2017年1月です。
一番最近の、2017年4月です。
すべすべした肌をしていますが、口元に時々小さな赤みが出ることもあります。
かゆくも痛くもないそうです。
そして、翌日になると赤みが薄くなっていますが。
首や胸元は、すべすべしています。
ただ最近、治まっていた耳切れが出るようになりました。
今日は少し治まっていますが、先週くらいはずいぶん切れていました。
右耳だけですが。
1月と比べると、部分的に少し悪くなっているような感じですね。
■腕の関節のと手の甲の写真です
次に、腕の関節です。
2017年1月はこんな感じです。
2017年4月の写真です。
寝ている時、体が温かくなると、かなりかいています。
朝、起きたときに、『手が痛い』とよく言います。
汗をかくこともあるんでしょうね。
ここも、悪化気味ですね。
手の甲は1月と変わりなく、きれいな手をしています。
■足首と膝のうらの写真です
2017年1月の足首の写真です。
左足が特にひどいです。
次に、2017年4月の写真です。
これはあまり変化なく、相変わらずよくかいています。
お風呂の中、布団の中が激しくかゆくなるようで、よくかいています。
あとは、膝の裏です。
2017年1月です。
次は、2017年4月です。
ここも一時期かゆみが治まっていたのですが、またかきはじめました。
少し黒ずんできて、傷も少しあります。
ここも悪化しているな・・と感じています。
■それ以外のざらつきのあるところ
背中側の腕の付け根が、左右ともざらつきがあります。
あとは首の後ろにも、ざらつきがあります
どちらも、かゆくも痛くもないようです。単に、乾燥しているだけなのかもですね。
■春になって息子は鼻炎がではじめました
2017年3月くらいから鼻水が出て、くしゃみが多くなりました。
きっと花粉症なんでしょうね。
いつも行く松本医院の先生に相談したら、鼻炎の漢方薬を2週間分もらいました。
顆粒なので、いつも飲ませている漢方薬にまぜて・・と言われました。
こんな感じの薬です。
私も鼻炎がひどいときにもらうことがあるのですが、これもすっごくまずいし苦いし、臭いも結構するんですよね。
これをもらった時、本当に子供が飲めるんだろうか・・って心配になりました。
■鼻炎の顆粒入り漢方薬は、結局4日でギブアップ
鼻炎の顆粒入り漢方薬に息子の反応ですが、『にがい~』と言い、あまり飲もうとしませんでした。
『これ飲まないと、お鼻もかゆいのも治らないよ』と言うのですが、少し飲んでもやっぱりダメなようでした。
それでも何とか4日くらいは、頑張って飲んでいましたが。
結構、がんばり屋なところもあるんです。
5日目になろうとした日、頑張って飲んでいたのですが、もどしてしまったんです。
さすがにこれはムリ、漢方薬自体を嫌いになってもいけないと思ったので、鼻炎の顆粒は中断しました。
そのことを次の診察の時に先生に話すと、『ま、しゃあないな~』と言われました。
けれど、それから徐々に鼻炎が治まってきました。
花粉などのアレルゲンと体が共存できたのか、それともその花粉の時期が終わったのかどちらかだと思います。
前者であればうれしいのですが、花粉症はその花粉に触れる機会が一年の中で限られた時期だけなので、なかなか共存できる体質になるには、時間がかかるらしいのです。
鼻炎を起こす原因となるアレルゲンにある程度触れることで、免疫の学習機能が働いて、アレルゲンと共存して体から排除しなくなる=鼻水、くしゃみが起こらなくなるんです。
とにかく今は、鼻炎とくしゃみが治まっています。
来年のこの時期はどうなるのか、気になるところです。
■2017年4月息子のまとめ
春になって、息子のアトピーは少し悪化した感じです。
もちろん乳児の時のような見た目にアトピーで、ジュクジュクした感じはありませんが、引っ掻き傷、赤み、かゆみが、手と足にあります。
そしてそれらが1月の時より、悪化したように見えます。
また、鼻炎もありましたし、別の記事にも書いていますが、顔や太ももに小さなヘルペスのようなブツブツが出来ました。
ヘルペスは現在、すっかり治っていますが。
良くなったり悪くなったりを繰り返すこの漢方治療ですが、今は悪くなっている時期だと思います。
眠れないほどのかゆみではないので、夜もたまにかきながらも寝ていますが、かゆいのもつらいでしょうね。
早くかゆみから、解放してあげたいものです。
6月にはまた血液検査があるので、アレルギーの素因(IgE抗体の値)に注目です。
今後も、漢方治療を続けながら時々写真をアップしていきます。
よかったら、またのぞきに来てくださいね。
ステロイド治療に疑問のある人や、子供さんのアトピーやアレルギーに悩む人の参考になれば、うれしいです。