2011年に息子が生まれました。
3000グラム超の39週での出産と、ごく平均的でした。
出産はやっぱり大変でしたが、高齢出産の初産で8時間半は早い方だったと思います。
産後の黄疸も少しずつ消え、一週間程度で母子ともに退院することが出来ました。
はじめてのわが子、慣れない育児に疲れることもありますが、本当に愛おしい息子です。
かわいい息子はおっぱいとミルクの混合で、すくすく育ってきました。
■しばらく経つと体や顔に赤みやジュクジュクが・・・
この画像は、生後2ヶ月です。
既に顔はこんな感じで、赤みがあり、ところどころジュクジュクもしています。
背中、手の甲など、体のところどころもこんな感じでしたね。
ちなみに今の息子(5歳)です。ほんと、よくなったんです。ほっぺたをスリスリしても、気持ちいいです。
アトピーが、全然分からないようになりました。
これから、よくなっていくまでの過程をお話していきます。
いくつかの記事に分かれますので、順番に読んでいってもらえると、分かりやすいかと思います。
話を戻しますね。
当時はすごくかゆそうにしているし、なんだろう?と思い、近くの小児科を受診しました。
乳児湿疹と言われ、保湿剤をもらい、肌を清潔にするように言われました。
言われたようにしても、赤みはひかず、軽くかいてあげると気持ちよさそうでした。
かくのをやめると泣くことも多く、薬が合ってないのかなと最初は思いました。
再度受診をすると、次はゆるいステロイド剤を出されました。
『ひどいところにだけ塗ってください』と言われ、そのようにしました。
塗った次の日か二日後には、きれいな肌に戻っていましたが、薬をやめるとまた赤みやかゆみが出てきました。
出産した総合病院の皮膚科、個人病院の皮膚科といくつか病院に行きました。
けれど塗ったら治るものの、塗らないでいるとまた赤みやかゆみが出てくるの繰り返しでした。
『乳児湿疹かな、アトピーかもしれないな~』とお医者さんには言われました。
やっぱり自分のアトピーが遺伝したんだ・・と思い、小さなわが子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
言葉もまだ話せないのにかゆがって泣く息子に、ごめんね・・と言うしかなかったんです。
■息子も漢方にかかることを決めました
私自身も、自分のアトピーやアレルギー症状の治療で病院を探していたこともあって、2013年7月、漢方の先生に出会っていました。
そして、もし漢方の治療で自分が治りそうなら息子も連れて行こう・・と思っていたのでした。
しばらく私は漢方、子供は皮膚科という日々が続いたのですが、二箇所通うことが時間的に手間だったこと、私自身これにかけてみようと考えていた時期でもあったので、思い切って息子も連れて行くことにしました。
多くの乳幼児が漢方医院に来ていたことや、乳幼児の手記があったことも決め手になりました。
こうして私に約2ヶ月遅れて、2013年9月息子1歳10ヶ月で漢方治療をすることに決めました。
今考えると、生後2ヶ月から1歳10ヶ月まで、いくつかの皮膚科に通い、保湿剤やステロイド剤、抗アレルギー剤を使っていたことになります。
病院ジプシーという感じですね。
ただ、もらった薬はずっと塗り続けていたわけではなく、良くなったらしばらく止めたりしていました。
なぜなら、副作用があるかもしれないって思っていたからです。
今思えば、もう少し早く漢方と出会っていれば、もしかするとこんなに長引くことはなかったのかもしれません。
私の子供なので私と同じで、ステロイドは合わないんでしょうね。
ママが絶対治してあげるから・・大人になって私のようなつらい思いはさせないから・・そう自分の中で覚悟というか決意して漢方治療に臨みました。
何かを始めるときの覚悟って、本当に大切だったんだな~って思います。