アレルギーについて

親子でかかる大阪府高槻市の漢方医院『松本医院』で行われるヘルペス治療とその費用について

私と息子はアトピーやアレルギーを漢方薬で治療していて、大阪府高槻市にある松本医院という漢方医院に4年通院しています。


親子とも峠は越えたものの、かゆみや肌のガサガサが部分的に残っているので、今も治療を続けています。


今回は松本医院で行われているヘルペス治療とその費用(自費診療)についてです。


漢方薬は自費診療の部分も多いのですが、このヘルペス治療は西洋薬で行われています。


確か一時期、漢方生薬でヘルペスの薬をもらったこともあったように記憶していますが、西洋薬の方が効き目があるのか?ちょっと理由は分からないですが、西洋薬が出されますね。


最近、このヘルペス治療について先生から紙をもらいました。


その内容を紹介しますね。



■そもそもヘルペスって何?

既にこのブログでヘルペスについては記事を書いていますが、今回松本先生からもらった紙に詳しく書かれていたので、ヘルペスについて書いてみますね。


もらった紙は、これです。



かいつまんで書くと・・・


ヘルペスはヘルペスウィルスと言う病原体で、感染します。


ちなみに疲れた時に口元にできる『熱のはな』とも言われる赤みで、チクチク痛いあれもヘルペスウィルスによるものですよね。


人間が感染するヒトヘルペスウィルスには8種類あって、このどれもが一旦感染すれば殺しきることが出来ず、一生体に持ち続けることになります。


健康な人に致命的な症状を起こすことはめったにないですが、悪性腫瘍のような致死的疾患、帯状疱疹、角膜ヘルペスなどのように重症化することもあります。


現代の医学ではヘルペスウィルスを直接殺す薬は無く、ヘルペスウィルスは人間の免疫から逃れる能力を持っています。


なので、ヘルペスウィルスに感染して症状が出たら、なるべく早くウィルスの増殖を抑える治療を受ける必要があります。


ここまでです。


他にもヘルペスのことが詳しく書かれていますので、よければ写真を大きくして見てみてくださいね。


なかなか厄介なものですが、免疫力が上がっていればヘルペスの症状が出ることもないんですよね。


普段は神経に隠れていて大人しくしているんですが、免疫が下がってくると暴れだして体のピリピリチクチクした痛みや皮膚のブツブツなどの症状が出ます。


私もこのヘルペスにはほんと悩まされました。


脱ステロイドによるリバウンドで地獄のような日々を送っていたころや、息子はヘルペスが増えすぎてカポジ水痘様発疹で入院したりと、今考えてもアトピーのかゆみと同じくらい大変な存在です。



■脱ステロイドで漢方治療を続けると、たいていヘルペスに悩まされる

松本医院にかかる人の多くは、一般にある病院の治療に疑問を持つ人がほとんどです。


一般の病院で治るのなら、わざわざ遠くから来ないですから。


一般の病院では、ステロイド治療や抗アレルギー剤などの免疫を抑える治療をしてきていますよね。


そうすると免疫が下がってしまって、その下がった状態で松本医院を受診します。


そしてステロイドをはじめとする免疫を抑制する薬をやめて、漢方治療に切り替えます。


すると、このヘルペスが暴れるんですよね。


イヤになるくらい不快な痛みで、私の場合、体のあちこちがピリピリ、チクチクしましたね。


また、カエルの卵のような小さくて、つぶれると中から透明の液体が出るブツブツが大量に出ましたが、これもヘルペスでした。


今は年に何回か、軽い頭痛が起きるくらいになりましたけどね。


もともと頭痛持ちだったのですが、これもヘルペス頭痛だったようで、今は随分楽になっていますが。


そんな時、ヘルペスがこれ以上増えないように増殖を抑える抗ヘルペス剤を使うと、楽になるんですよね。


薬が効いてることを、実感できます。


かつて激しいリバウンドによる熱やリンパ液が出たりかゆみがあった時でも、体の中から起こるあの痛みがないと、今日は楽だな!って思えましたね。


なので私も一年くらいだったかちょっと記憶が曖昧ですが、わりと長く抗ヘルペス剤(錠剤)をもらっていました。



■抗ヘルペス剤はアトピー、アレルギー治療では保険が効かない

すっごく残念な話なんですけど・・・


この薬を飲んだら体が楽になるって自分の体で分かっているのに、保険が効かないんですよね。


厚生労働省なのか健康保険組合かはちょっと分からないですが、抗ヘルペス剤の投与をアトピーやアレルギー治療で使うことを認めてないんです。


松本医院の治療は、国が認めた標準治療じゃないですからね。


なので、この薬が欲しい人は自費診療でもらうことになります。


ちなみに前述の口元にできる『熱のはな』のような単純疱疹や帯状疱疹と言われるヘルペスの症状の場合は、保険で薬が出されます。


ここは普通の病院と同じです。



■気になる抗ヘルペス剤(自費診療)のお値段は?

これがもらった紙にあった値段です。



見づらいかもしれないので、値段(税込)を書きますね。


★抗ヘルペス剤
・アシクロビル錠200mg 1錠 65円
・アシクロビル錠400mg 1錠 85円
・アシクロビル顆粒40% 1g 120円
★ヘルペスウィルスの抗体検査
一種類につき2,370円


私がかつてもらっていたのは、アシクロビル400mgです。


これ1錠が85円として、1回2錠(つらい時は先生に確認して4錠の時も)の朝、昼、夜、寝る前の一日4回です。


1日分は、85*2*4=680円になります。


1週間分で4,760円、1ヶ月分で19,040円ですよね。


それに漢方薬の自費分が加わるのですから抗ヘルペス剤を使うようになると、高額な治療費になります。


私もヘルペスのお薬代は、かなり使いました(^^;)


正直、痛かったです・・



■抗ヘルペス剤が保険適用になればいいんですけどね・・

松本先生も健保にかけあってくれたこともあるようで、その文書を待合にいる患者さんに見せていました。


私も見たことがあるのですが、健保からはNO!の答えがそこに書かれていました。


我慢できる痛みなら良いんですけどリバウンドが激しくなると、人によるとは思うのですが、欲しくなる薬だと思います。


難しい問題ですね。


松本医院の受診を考えている人やアトピーアレルギーに悩む人の参考になれば、うれしいです。

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