子供のアトピー漢方治療をはじめて、2年が過ぎました。
アトピーにとって冬場は、やはり肌の状態が悪くなりやすいんです。
うちの子もそんな感じでした。
2015年の秋口、少し寒くなり始めるころに、体をかくことが増えました。
顔や首、手の甲はアトピーとは分からないまでになっていましたが、背中、手足の赤みやかゆみ、耳切れはありました。
あ・・やっぱりまた来たか~という感じでしたが、私に心の余裕が出来たせいでしょうか。
免疫さえ上げていれば、あとは傷の処置だけ。
過保護にしない、普通で大丈夫と思えるようになりました。
かゆいと訴える息子に、『かいたらいいよ。痛くなったらお薬塗るからおいで』と今でも口癖のように言っています。
■2016年春、子供のアトピーはさらに快方へ向かいました
暖かくなって、徐々にかゆみを訴えることが少なくなりました。
夜中に起こされるのは、月に数回です。
これは、ほんと楽になりました。
たいてい親が起こされるまでもなく自分で夜中寝ぼけながらかいて、また寝てしまうことが多いです。
お風呂では温まるせいか、結構かいていますが、かゆみも以前よりは、楽になってるんでしょうね。
ザラザラした象のような肌が、腕の関節、足の関節と足首、手の付け根などの一部を残して普通の肌へと変わっていきました。
ザラザラしている部分も以前は黒ずんでいたのですが、肌色に近い色になりつつあります。
季節が変わるごとにほんとゆっくりですが、快方に向かうようになりました。
ごくたまに、わ~っと背中に小さな湿疹が出ることがあって、とてもかゆがることもあるのですが、一晩たったら消失しています。
そんな時もいつものように、漢方の塗り薬を薄くぬるだけなんです。
そしてかいてあげると、そのうち寝てしまいます。
この年、砂遊びでかゆがることはなくなり、プールの塩素でも明らかに去年よりかく回数が減ってきました。
たまにジュクジュクした傷に塗るヘルペスの塗り薬が出ますが、ほとんど煎じ薬と漢方の塗り薬だけだったので、病院代は格段に安くなりました。
子供の分だけだと、月に4~5千円ってとこです。
費用の大半は、自費分の煎じ薬や塗り薬です。
わが家は市町村が発行する『乳児医療証』を持っているので、保険内の費用が安く済むんです。
どこの市町村でも、何かしら子供の医療費は補助されていると思います。
本当に助かっています。
■子供の成長って気になりますよね
アトピーやアレルギーの子供さんって、睡眠不足になりやすいですよね。
『寝る子は育つ』と昔からよく言われていますが、寝ている間に成長ホルモンが出るそうです。
よくゴールデンタイムといって、夜の10時~2時までは寝るように言われますよね。
息子も2歳、3歳のころは夜中、かゆがって眠りが浅かったです。
身長伸びないんじゃないかな・・って心配だったんですけど、幼稚園に入ってグングン伸びるようになりました。
それまでは平均的な身長だったと思いますが、今は真ん中より後ろで、大きい方です。
比較的よく食べるのも、身長に関係しているのかもしれません。
アトピーが快方に向かうことで、栄養、睡眠、適度な運動(主に幼稚園)が出来るようになったことが、よかったのではと思っています。
私達親子には、漢方治療は合っていたんでしょうね。そしてそんな治療にめぐり合えたことは、ラッキーだったなと思います。
次は、息子が漢方治療ではじめての血液検査をします・・