2018年がはじまって、約一週間が経ちました。
お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか?
わが家は残念なことに、インフルエンザ(多分)と思われる症状で旦那と私が時間差で寝込んでいました。
子供もそろそろ、症状が出始めました(泣)
多分、旦那が会社でもらってきたんだと思います。
以前の記事にもインフルエンザに罹ったときの話をチラッと書いたのですが、今回は漢方治療をしながらインフルエンザを治した話を書こうかと思います。
なんせこの漢方治療では、市販薬のほとんどを飲んではいけないことになっているので、こういう時がちょっと困ったりするんですよね。
■インフルエンザ治療薬はウィルスを殺すのではなく増殖を抑える薬
出典:無料写真素材『写真AC』https://www.photo-ac.com/
まず年末に旦那が高熱で、寝込みました。
あっと言う間に熱が上がって、39度近くまで上がりました。
2年ほど前にもインフルエンザで寝込んだことがあって、高熱&体の節々の痛みはその時と同じ感じだと言います。
前は病院に行って検査してもらい、確実にインフルエンザでした。
けど今回は年末年始で病院はどこも開いていないし地域の休日診療に行こうかと思ったのですが、インフルエンザって分かったところで、タミフルやイナビルなどのインフルエンザの薬をくれるだけだろうしなぁ・・
インフルエンザ治療薬って体の中のインフルエンザウィルスを殺すんではなくて、それ以上増えないよう抑えてくれる薬なんですよね。
じゃあ今、体にいるウィルスは?
これをやっつけるのは、やっぱり自分の免疫なんです。
それを知っていたので、私もほどなく高熱が出たのですが、水分だけとってただひたすら寝ていました。
アトピーの漢方を作る元気もなかったので、今回は漢方薬もほとんど飲んでいません。
ほんとは飲んだ方がいいんですけどね・・
まぁ出来ないことは仕方ないと割り切って、寝ていました。
熱があったのは約3日でそこから徐々に回復していますが、一週間程度ですっきり治ったな~と感じます。
そう考えるとインフルエンザ治療薬を飲んでいても、やっぱりそのくらいはかかりそうな気もしますけどね。
■漢方の松本先生いわく『インフルエンザは漢方飲んで寝て』
私と息子がアトピーとアレルギー治療で通う松本先生は内科医でもあるので、インフルエンザに罹ったらこう言います。
『インフルエンザになったら、いつもの漢方を飲んで寝といて』と。
漢方薬には免疫を高める効果があるので、免疫でインフルエンザウィルスをやっつけてしまおうということですね。
一般の病院だと熱が出たら解熱剤だったり鼻水や鼻づまりを止めたり、セキをしずめる薬をくれます。
確かに楽にはなると思うんですけど、この症状って免疫とインフルエンザウィルスが戦っている結果、出る不快な症状なんです。
この症状を抑えてしまうってことは、結局免疫を抑えてしまうことになるんですよね。
漢方薬で免疫を上げているのに一般の薬で免疫を抑えてしまう、そうすると、完治が遅れてしまうそうです。
だから、これらの薬は飲んだらいけない!って言われます。
気分的には、つらかったりもしますけど。
まぁでも、アトピーで今も漢方治療をしていて、免疫力を下げたくないので、今回も寝て治しました。
やっぱり、しんどかった・・
喘息などの持病がある人や高齢の方は、そういうわけにもいかないかもしれないですけどね。
■症状が落ち着いたと思いきや腕にヘルペスが・・
インフルエンザが落ち着いてきたな~と思っていたら、何やら腕がチクチク。
ん?
と思ったら、ヘルペスでした。
熱を持って痛いですね。
息子もそうなんですけど、風邪とかのあとに体にヘルペスが出るんです。
病気になったら免疫がウィルスと戦いをはじめるんですけど、免疫がその戦いに集中して、他のところが手薄になるんですって。
ちなみにアトピーもそうなんですけど、風邪とかインフルエンザの間はちょっと楽なんですよね。
アトピーは免疫とアレルゲンとの戦いによって起こる不快な症状ですが、免疫がインフルエンザをやっつけるのにとられるので、一時休戦みたいな感じです。
ヘルペスも普段、免疫に抑えられているんですけど、この手薄になっている間に神経から出てきて、体の中で増殖をはじめるそうです。
そしてインフルエンザをやっつけてしまうと今度免疫は、増殖したヘルペスを見つけて攻撃をします。
その攻撃の結果、体にヘルペスが出来るんです。
免疫って常に体を守ってくれているんだな~と、何だか感謝してしまいます(^^)
体中に広がると困るので早速、常備薬としてもらっておいた抗ヘルペス剤を飲みました。
漢方薬も再開したところです。
インフルエンザはこれからが本番だと思うので、まずは罹らないように気をつけてくださいね(^^)
アトピーやアレルギーの漢方治療について知りたい人や治療を考えている人の参考になれば、うれしいです。